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仮面ライダー ダブル

仮面ライダー ダブル
巨大な風車が回る風都タワーが見下ろす風の街「風都」。
一見、平和なこの街にドーパントと呼ばれる怪人が出現する怪事件が続発していた。
このドーパント、実は人間がガイアメモリを使って姿を変えたもの。人生を変えたい、万能の力を手に入れたい、という人々の欲望につけ込み、とある企業が密かにガイアメモリを流通させていた。
その企業を操っているのが園咲琉兵衛を家長とする園咲家。琉兵衛を筆頭に長女の冴子、次女・若菜、飼い猫のミックという園咲ファミリーは、それぞれが風都で要職についており、彼らの裏の顔を知る者は少ない。

そんな風都の平和を守ろうと奔走しているのが、私立探偵の左翔太郎。豊富な知識を誇るフィリップを相棒に、ガイアメモリで仮面ライダーダブルに変身。次々に現れるドーパントと戦っている。

なぜ翔太郎とフィリップがライダーとなる力を得ることができたのか、また園咲家の目的などは現時点で不明。

「風都」を舞台にした戦いのドラマが今幕を開ける…。

仮面ライダー ダブル【Youtube】

 

仮面ライダー ダブル【スタッフ】

原作
石ノ森章太郎
脚本
三条陸, 荒川稔久, 長谷川圭一, 中島かずき

仮面ライダー ダブル【出演者】

左 翔太郎/仮面ライダーW/仮面ライダージョーカー
桐山漣
フィリップ/仮面ライダーW
菅田将暉
鳴海 亜樹子
山本ひかる
刃野 幹夫
なだぎ武
照井 竜/仮面ライダーアクセル
木ノ本嶺浩
園咲 琉兵衛
寺田農
園咲 冴子
生井亜実
園咲 若菜
飛鳥凛
園咲 霧彦(須藤 霧彦)
君沢ユウキ
ガイアメモリ音声/ナレーション
立木文彦

仮面ライダー ダブル【エピソード】

2010/08/29
第49話 Eにさよなら / この街に正義の花束を
フィリップ(菅田将暉)が消えて1年が経過した。
 一人になった翔太郎(桐山漣)は心細さに押しつぶされそうになりながらも、風都で日々を送っていた。フィリップが消えたことも知らない若菜(飛鳥凛)も心を閉ざしたまま。風都にまだ危機が迫っているような気がしてならない翔太郎は、今でもフィリップがそばにいるような気持ちを抑えることができなかった。

 そんな翔太郎の前に晶(嘉数一星)という少年が現れた。姉の唯を取り戻して欲しいという。姉がいないと何もできない、と臆面もなく言う晶に翔太郎は怒り爆発。ハードボイルドを叩き込んでやる、と言わんばかりに、翔太郎は晶を連れて調査に乗り出す。

 ウォッチャマン(なすび)らの情報から、唯がEXE(エクゼ)というガイアメモリを売買している若者グループと関わっている可能性が出てきた。晶を連れてEXEと対峙した翔太郎。やはり唯はEXEに捕らえられていた。
「俺達はミュージアムを継ぐ者。偉大なカリスマもいる」。
 不穏なことを口にするEXEのメンバー。その一人がアノマロカリス・ドーパントに変身した。翔太郎はジョーカーに変身、いとも簡単にアノマロカリスを撃破する。が、そんな翔太郎を見ても、自分は強くないとしり込みする晶。翔太郎はそんな晶に「自分もホントは一人じゃ何もできないが、無理やり踏ん張っているだけ」と諭す。

 若菜が突如覚醒し、人々を襲い始めた。竜(木ノ本嶺浩)はアクセルに変身、若菜を止めようと襲いかかるが、翔太郎が割って入った。
「今、彼女を傷つけたらフィリップは何のために…」。
 初めてフィリップが消えたことを知った若菜はショックを受けると、異空間へと消える。

 若菜は母・シュラウドに再起動、そして自分なりのガイアインパクトと望みを口にするが、シュラウドは答えは地球の本棚にあると言うと息絶える。母の死にやはりショックを受けた若菜は…。

 フィリップという相棒を失いながらも翔太郎は頑張っている…。すべてを知った晶はEXEの呼び出しに一人で応じる。必死な思いで姉の唯を救出、しかしコックローチ・ドーパントに追いつめられるが、そこへ翔太郎と亜樹子(山本ひかる)が現れた。翔太郎は再びジョーカーに変身。竜も助太刀し、EXEを壊滅させる。

 唯も戻りすべて解決、と思われたそのとき、一人の男が現れエナジー・ドーパントに変身。強烈な一撃を放つと、翔太郎はまともに浴びてしまう。と、思われたが、エクストリームメモリによって翔太郎は守られていた。そのメモリから現れたのは、なんとフィリップ。
 実はフィリップは1年前、若菜から身体をもらい受けていた。琉兵衛(寺田農)、冴子(生井亜実)ら家族に見守られ、フィリップは再び風都へと戻ってきた。園咲家の使命、人類の未来のために地球を変えるために…。

 思わぬ再会に喜びを爆発させる翔太郎。が、まだ仕事は残っている。
「サイクロン」
「ジョーカー」
 2人は仮面ライダーW(ダブル)に変身、強烈なキックでエナジー・ドーパントを粉砕する。
 そして、いつものセリフで戦いを締めくくるのだった。
「さあ、おまえの罪を数えろ!」。

2010/08/22
第48話 残されたU / 永遠の相棒
W(ダブル)に変身すると、フィリップ(菅田将暉)が消えてしまう。若菜(飛鳥凛)を加頭(コン・テユ)の魔の手から救い出すためなら覚悟は出来ているフィリップだが、翔太郎(桐山漣)は納得できない。
 素手でユートピア・ドーパントに立ち向かい、殺されるのは時間の問題という翔太郎の危機を救ったのは、なんとタブー・ドーパント=冴子だった。タブーの攻撃に変身を解除、ユートピアは加頭に戻るが、冴子(生井亜実)と若菜を拉致。逃げ去る翔太郎たちを悠然と見送る。

 翔太郎が変身をためらったがために、竜(木ノ本嶺浩)は瀕死の重傷を負い、若菜も助けられなかった。翔太郎を責めるフィリップだが、やはりフィリップが消えることを受け入れられない翔太郎。フィリップは例え一人になっても風都を守って欲しい、と翔太郎に語りかけるが、一人では自信がないというのが翔太郎の本音だ。

 そこへユートピア・ドーパントから電話が入った。ユートピアはウォッチャマン(なすび)やサンタちゃん(腹筋善之介)、刃野(なだぎ武)ら、翔太郎とフィリップの仲間を次々と襲っていた。そして、最後は亜樹子(山本ひかる)…。苦しむフィリップに若菜のパワーは上昇。まさにユートピアの思うがままだった。自分が変身を拒んだことで仲間がやられ、フィリップが苦しんでいる。すべて自分のせいだ…。
 翔太郎はある決意を固める。

 クレイドールの力を衛星に飛ばし、地球規模のガイアインパクトを起こす。そして、冴子は新たなミュージアムのトップに…。野望実現まであと一歩のところまで迫った加頭だったが、冴子が加頭に反攻。「園咲をなめている」とタブーに変身すると、若菜を逃そうとする。しかし、タブーもユートピアの敵ではなかった。愛する冴子をあっさりと倒すユートピア。憎んでいた妹を助けようとして命を落とすとは…。冴子は皮肉な運命を自嘲しながら息絶える。

 衛星への転送を開始したユートピアだったが、そこへ現れたのは翔太郎だった。W(ダブル)に変身もせず、ユートピアの攻撃をかわすとガジェットを使い、ユートピアを翻弄。若菜を救い出すと、施設の爆破に成功する。

 あとはユートピアを倒すだけ。傷だらけになりながらも若菜を助け出した翔太郎にフィリップが合流。2人は最後の変身を。
「さあ、お前の罪を数えろ!」。
 変身し、これまでにないパワーを発揮するフィリップ。ユートピアはWのパワーを吸収することができず、逆に傷ついていく。そんなユートピアにサイクロンジョーカーエクストリームは最後の必殺技を。ユートピアは変身を解除、メモリも崩壊、加頭も消失する。

 そして、ついに別れのとき。フィリップは変身解除と同時に消えていく。残ったのは、ただ涙を流す翔太郎だけ…。

2010/08/15
第47話 残されたU / フィリップからの依頼
 フィリップ(菅田将暉)は改まって翔太郎(桐山漣)に依頼を。
「若菜姉さんを捜して、助け出してほしい」。
 園咲の屋敷の火事に巻き込まれたと思われる若菜(飛鳥凛)だが、フィリップにはどこかで生きているという確信があるらしい。相棒・フィリップの依頼を受けないわけにはいかない。翔太郎は、フィリップに「どんなにつらいことが待っていても?」と念を押されながらも喜んで引き受ける。

 そのころ、財団Xでは加頭(コン・テユ)が上司にミュージアムへの投資を継続するよう提案する。自ら救出した若菜(飛鳥凛)を切り札にガイアインパクトの継続は可能だという。

 冴子(生井亜実)なら若菜のことを知っているかも。ウォッチャマン(なすび)の調べで冴子の居場所が判明、翔太郎らは若菜の居場所を聞き出そうとするが、さすがの冴子も若菜が生きているとは思っていなかったらしい。
 と、そこへ加頭が冴子を探してやってきた。竜(木ノ本嶺浩)はアクセルに変身、ユートピア・ドーパントに変身した加頭に向かっていくが、攻撃をことごとく跳ね返され、一方的に攻撃を受け変身を解除。翔太郎はフィリップに変身を促すが、フィリップは今度変身したら自分は消滅してしまうという…。

 結局、何も出来ずに冴子までも連れ去られてしまった。冴子をトップに据えた新たなミュージアム計画が進行しようとする中、フィリップは冴子が残した言葉をもとに検索。若菜、冴子が捉えられている加頭らのアジトを突き止める。
 が、翔太郎は消滅するというフィリップの言葉が気になって仕方がない。フィリップによると、フィリップの身体がデータの固まり、若菜と融合したことも手伝い急速に身体が消滅しているという。
 若菜を救えるなら消えても悔いはない、というフィリップだが、翔太郎は納得できない。外へ飛び出すとシュラウドを見つけ出し、激しく詰め寄るのだが…。

 一方、亜樹子はフィリップは海外留学へ行くと偽り、風都の仲間を集めるとサプライズパーティーを。楽しく盛り上がる一同を横目に、翔太郎は不機嫌なままだ。

 翌朝、翔太郎、フィリップ、亜樹子、そして竜の4人は若菜を取り戻すため、加頭らのアジトへ。一室で寝かされている若菜を発見、連れ帰ろうとするが、再び加頭が現れ、ユートピア・ドーパントに変身。翔太郎らの前に立ちはだかる。
 今回も竜がアクセルに変身、ユートピアに立ち向かうが、やはり相手にならず逆にパワーを奪われると強力な一撃を浴び、立ち上がれないほどの傷を追ってしまう。
 最後の変身をするのは今しかない、フィリップは翔太郎に変身を促すが、フィリップが消えてしまうことに耐えられない翔太郎は拒否。そのままユートピアに突っ込んでいく。

 ユートピアに圧倒される翔太郎に激しく動揺するフィリップ。そのフィリップの動揺で若菜の力が甦ることがわかった。喜ぶユートピアはさらに翔太郎をいたぶり、フィリップはさらに動揺して…。

2010/08/08
第46話 Kが求めたもの / 最後の晩餐
 フィリップ(菅田将暉)は12年前に発掘現場で事故死していた…。今いるフィリップ=来人は人間ではなく、データの固まりだという。テラー・ドーパントらの言葉に息を呑む翔太郎(桐山漣)、亜樹子(山本ひかる)。そしてショックを隠せないフィリップ…。
 現実を振り切るようにフィリップは翔太郎を促すとW(ダブル)に変身、テラーに立ち向かうが、テラーの恐怖に呑み込まれてしまった翔太郎にはなす術もない。あっという間に変身を解除させられると、テラーはフィリップを連れて去っていく。

 以来、翔太郎は何を見ても恐怖を感じるようになり、まるで役に立たない。竜(木ノ本嶺浩)はテラードラゴンとの戦いでボロボロになり、鳴海探偵事務所は沈欝な空気に包まれる。そんな中、響子(平田裕香)は一人責任を感じて…。

 園咲家では琉兵衛(寺田農)が家族全員を集め、会食が行われていた。仲が良かったころの思い出話をする琉兵衛、フィリップは家族間の争いをやめようと提案するが、冴子(生井亜実)は一笑に付すとナスカに変身。若菜(飛鳥凛)もクレイドールに変身し、姉を迎え撃つ。人間を超え、神に近い存在になる若菜に懺悔をしろ、と冴子とシュラウドに迫る琉兵衛。あくまでも反攻する冴子=ナスカだったが、クレイドールの敵ではない。シュラウドも「とうに負けを認めている」と何もせずに去っていく。そんなシュラウドはフィリップに、切り札は翔太郎だと言い残す。

 若菜に強大な力を与えるため、いけにえとなり、この世から消滅するフィリップ。最後にフィリップは翔太郎に電話をかける。
「僕は消えない、君の心に悪魔と相乗りする勇気がある限り」。
 そんな言葉にもただ脅えるだけの翔太郎。
 若菜のため、自らを捧げてしまったフィリップ。が、そこへ翔太郎が現れた。イーヴィルテイル…、単なる刷毛を手にして…。
 イーヴィルテイルは琉兵衛が家族に名前を書かせた刷毛だった。家族を犠牲にした自分に恐れを感じた琉兵衛。家族が幸せだったころの象徴でもある刷毛を家族とすりかえ、自らをごまかしてきたのだった。
 あくまでも否定する琉兵衛、しかし翔太郎はフィリップの言葉を思い出し、W(ダブル)への変身を試みる。

 クレイドールは変調をきたし、フィリップを呼び込むことに成功した翔太郎。W(ダブル)に変身すると、テラーを圧倒。アクセルも合流し、テラー・ドーパントを撃破する。

 テラーのメモリ崩壊とともに園咲家の屋敷は炎に包まれる。その炎の中で若菜は光のようにさまよい、琉兵衛は家族の思い出を胸にこの世を去っていく。
 すべてが終わったかに見えた家族の愛憎劇。しかし、若菜の遺体だけが見つかっていない。

 そのころ加頭(コン・テユ)は意識のない若菜を抱いて…。

2010/08/01
第45話 Kが求めたもの / 悪魔のしっぽ
 まるでインディ・ジョーンズのような衣装を身に付けた女性・響子(平田裕香)が、鳴海探偵事務所にやってきた。博物館の学芸員だというが、憧れの恩人・博物館の館長を助けたい、という。
 博物館の館長…?まさか…。
 翔太郎(桐山漣)らの悪い予感は的中。響子の依頼は、館長こと園咲琉兵衛(寺田農)が遺跡の発掘現場で失ってしまった、イーヴィルテイルというものを探して欲しい、というものだった。琉兵衛を助けるような依頼を受けるわけには…。
 しかし、いつかはこんなときが来る、これは運命、という翔太郎は、あえて響子の依頼を引き受ける。

 今では園咲家の所有地となった遺跡発掘現場へとやってきた翔太郎と亜樹子(山本ひかる)。一方のフィリップは園咲家に関する本は読めないことはわかっていながら、あえて検索を。と、なぜか園咲家に関する本が読めるようになっていた。その中に「園咲来人」という本が。これを読めば自分のすべてがわかる。フィリップは表紙を開こうとするが、読むことができない。

 亜樹子のダウジングのおかげ(?)で翔太郎らはイーヴィルテイルが入っていると思われる箱を発見。と、同時に琉兵衛に命じられてイーヴィルテイルを探していたスミロドン・ドーパントが現れた。翔太郎はフィリップとともにW(ダブル)に変身。手ごわいスミロドンに手を焼いていると、琉兵衛=テラー・ドーパントの声が…。イーヴィルテイルはガイアインパクトのために必要なものだという。ガイアインパクトとは?W(ダブル)らはテラーの不気味な液体攻撃に一時退散する。

 ガイアインパクトとは何なのか?翔太郎らは竜(木ノ本嶺浩)を含めて対策を練る。いずれにしてもイーヴィルテイルがどういうものか調べるのが先決だ。翔太郎は例の箱を開けようとするが、いつのまにか響子が持って出かけてしまった。あわてて後を追う翔太郎、竜。一方、フィリップはもう怖がってはいられない、と、自らについて書かれた本を読む決意をする。

 琉兵衛のもとにイーヴィルテイルを届ける響子だったが、琉兵衛の正体を知り恐れをなしてしまう。琉兵衛がそんな響子に迫ったそのとき、翔太郎と竜が。しかし、翔太郎は琉兵衛が発散する恐怖に囚われ、我を失ってしまう。
 一方、竜はアクセルに変身しスミロドンと争うが、おされてしまう。そこへ、なんとか変身したW(ダブル)が登場し、スミロドン撃破に成功する。

 変身解除した翔太郎たちの前に、テラーが登場。テラー・ドーパントの恐怖に完全に我を失ってしまった翔太郎は戦うどころか、変身すらできなくなってしまう。
 結局、アクセルひとり戦いを挑むが、テラーはテラードラゴンへとパワーアップしアクセルを翻弄。そしてテラーはフィリップに意外な事実を明らかにする。
「お前は死んだのだ、12年前に」。
 テラーが言うことは本当なのか、だとしたら、今目の前にいるフィリップは…?

2010/07/25
第44話 Oの連鎖 / シュラウドの告白
 老人となってしまった翔太郎(名取幸政)は、ファング・ジョーカーに変身したにもかかわらず、オールド・ドーパントと戦いの最中に居眠りを。フィリップ(菅田将暉)一人ではどうすることもできず、オールドに一方的にやられてしまう。変身解除後、シュラウドの姿を目にするフィリップ。やはり彼女の言う通り、竜(木ノ本嶺浩)と組むしかないのか…。

 一方、竜は冴子(生井亜実)から家族を亡き者にした井坂(檀臣幸)にメモリを渡したのはシュラウドであることを聞かされる。もしも本当ならシュラウドが家族を…。竜は新たな怒りに震える。

 シュラウドに直接怒りをぶつける竜。そのシュラウドは竜が特殊体質の持ち主であり、来人=フィリップとW(ダブル)になれば、琉兵衛(寺田農)を倒すことができる、とにらんでいたらしい。そのためにも憎しみが必要だというシュラウド。怒りをぶつける竜をさらにあおり立てる。
 竜はアクセル、そしてトライアルへと変身。が、シュラウドの攻撃になす術もない。シュラウドは今回のオールド・ドーパントによる一連の事件も、竜とフィリップがW(ダブル)になるためにすべて仕組んだものだという。
「俺たちは、貴様の道具じゃない!」。
 が、そのときクレイドール・ドーパントが現れ、シュラウドを攻撃する。弱ったシュラウドを前に変身を解除した若菜(飛鳥凛)は、シュラウドの本名は園咲文音といい、自分やフィリップの実の母親だという。
 意外な事実に驚く竜、その隙にシュラウドは姿を消して…。

 良枝(遊井亮子)が相馬(小豆畑雅一)に依頼し、光子(ひがし由貴)の娘・久美(小西結子)を老婆にしてしまった。そんな良枝のやり方を非難する竜、しかし、すべては子を思う親心の表れであることを知り、考え方を変えていく。

 シュラウドの行動もすべては来人=フィリップを愛していたから。そう考えた竜はあえてシュラウドを許そうとする。自らの野望のために来人を琉兵衛に奪われたというシュラウド。その恨みを来人とともに晴らすため、シュラウドは行動してきたという。
 そんなシュラウドに竜は、フィリップ、翔太郎と3人の力でオールド・ドーパントを倒し、闇の力に打ち勝つのが憎しみでないことを証明すると宣言する。

 その言葉通り、W(ダブル)とトライアルはオールドを撃破。翔太郎(桐山漣)も元の姿を取り戻す。仮面ライダーとして琉兵衛を倒すと改めてシュラウドに誓う竜。シュラウドもその言葉に納得、一人消えていく。

 そのころ加頭(コン・テユ)はA~Z、26本のメモリを財団本部へと送り届けようとしていた。ミュージアムを支援しながら、陰で裏切る加頭。その狙いとは…!?

2010/07/18
第43話 Oの連鎖 / 老人探偵
 娘のみゆを助けて欲しいと母親の良枝(遊井亮子)が祖母と一緒に鳴海探偵事務所にやってきた。が、祖母と思われたのはみゆ本人(久松夕子)。10歳のみゆが一夜にして老婆に変わってしまったのだという。ドーパントの仕業か?

 良枝母娘は誰かに恨まれていなかったか。竜(木ノ本嶺浩)と亜樹子(山本ひかる)は、みゆが所属している児童劇団へ。近々、みゆは舞台で主役を務めることになっているが、そのみゆの友人だという久美(小西結子)の母親・光子(ひがし由貴)は、あまり良枝母娘を良く思っていないようだ。

 ウォッチャマン(なすび)からふけさせ屋という占い師の仕業ではないか、との情報を得た翔太郎(桐山漣)は、亜樹子を使って占い師を片っ端から調べ始める。そして、ついにふけさせ屋こと占い師の相馬(小豆畑雅一)を発見する。正体がバレた相馬はオールド・ドーパントに変身。翔太郎はフィリップ(菅田将暉)とW(ダブル)に、竜もアクセルに変身してオールドと戦う。W(ダブル)とアクセルはオールドを圧倒、とどめを刺そうとするが、そのときオールドが波動攻撃を仕掛けてきた。まともに浴びてしまったW(ダブル)、フィリップには影響はなかったが、翔太郎が老人のように動けなくなってしまった。

 ぼう然とするフィリップと竜。そんな2人に突如現れたシュラウドは、フィリップと竜でW(ダブル)になれ、という。あくまでも拒否する2人だったが、シュラウドは「今度ばかりはあなた達から頼むことになるわ。究極のW(ダブル)になりたいと」と不気味な言葉を残して去っていく。

 翔太郎が老人になってしまっては戦うどころではない。フィリップは検索で対抗策を練ろうとするが、地球の本棚では若菜(飛鳥凛)がシュラウドを検索。データがないと苛立っていた。なぜ、そんなにシュラウドが気になるのか。若菜はフィリップも知らないシュラウドの秘密を握っているようだ。

 改めて相馬を発見、オールド・ドーパントを前にフィリップは翔太郎に呼びかけ、ファング・ジョーカーに変身する。これなら戦える、と思ったが、やはり翔太郎が足を引っ張り一方的にやられてしまう。やはりオールドを倒すにはシュラウドの言う通り、究極のW(ダブル)になるしかないのか。フィリップの頭に不穏な思いがよぎる。

 そのころ、竜は冴子(生井亜実)から意外な事実を聞き出していた。竜の家族を亡き者にした井坂(檀臣幸)は、シュラウドからウェザーのメモリをもらっていたというのだ。ということは、シュラウドが井坂を使って竜の家族を…。
「あなたはあの女に利用されているのよ」。
 シュラウドに対する怒りが込み上げてきた竜は…。

2010/07/11
第42話 Jの迷宮 / ダイヤモンドは傷ついて
 W(ダブル)サイクロンジョーカーエクストリーム、アクセルトライアルを翻弄して消えていったジュエル・ドーパント。
「もうすぐ最後の仕上げ。それで全て終わる。」
 ジュエルが残した謎めいた言葉に、変身を解除した翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)は首をかしげる。

 上杉(河合龍之介)、泪(奥村佳恵)、そして智(小谷幸弘)という3人組をよく知る刃野(なだぎ武)によると、かつて泪は「好きになればなるほど、最後には壊したくなる」と言っていたことがあったとか。ジュエルが言う「最後の仕上げ」とは、何かの破壊を意味するのか。

 そんな刃野との面会を終えて帰ろうとした翔太郎と亜樹子(山本ひかる)は、刃野に会いに来た泪と出くわしてしまう。好きなものを壊すなど許せない。泪と対峙する翔太郎だが、泪は「コロッと私にだまされているくせに」と悲痛な叫びをあげる。
 泪にだまされる?いったい何を意味するのか。

 上杉のもとに泪から「風見埠頭で会いたい」と連絡が入った。上杉は泪を説得したいから、と翔太郎らに一緒に来て欲しいと依頼する。
 上杉とともに風見埠頭へと来た翔太郎と亜樹子。が、上杉が泪に近づこうとした瞬間、爆弾が爆発。どうやら泪は上杉を爆弾で殺害しようとしたらしいが、わずかの差で失敗。自らが爆発に巻き込まれてしまう。

 悲劇的な結末ではあったが、事件は一件落着。と、思いきや、翔太郎は納得しない。フェリーに乗る上杉に近づくと、意外な言葉を口にする。
「上杉さん、あなたがドーパントですね」。
 そんな、目の前で変身したのは泪だったはず…。が、フィリップによると、それは鏡にうつった泪の姿、実際には上杉が変身していたという。
 そして、死んだと思われた泪は、爆発の直前、間一髪でアクセルトライアルに助けられていた。
 姿を現した泪に驚く上杉。実は泪が好きだったのは上杉ではなく智。上杉はその智をダイヤに変えてしまい、泪を脅迫。自らの計画に加担させていたのだった。

 すべてが明らかになり、開き直った上杉はジュエル・ドーパントに変身。翔太郎とフィリップもW(ダブル)に変身、アクセルトライアルとともに立ち向かうが、相変わらずの強靭な体で攻撃をことごとく跳ね返す。
 しかし、今回は違った。フィリップが地球の本棚で自らのシンクロ率50%を利用してクレイドールエクストリームを翻弄。ジュエルの弱点も検索済みだった。

 W(ダブル)は石目に正確に攻撃を加え、ジュエルを粉砕。変身を解除、上杉のジュエルのメモリも完全に破壊される。

 刃野は無事に釈放。再び風都署は落ち着きを取り戻す。もう騙されないと誓ったという刃野。しかし、翔太郎の他愛もないウソにあっさりと引っかかり…。

2010/07/04
第41話 Jの迷宮 / 猟奇的な悪女
 刃野刑事(なだぎ武)が宝石の窃盗容疑で逮捕された。無実を訴える刃野は翔太郎(桐山漣)に助けを求め、大きなダイヤの指輪をつけた女性にワナにはめられたのだという。にわかに信じられない話ではあるが、刃野を放っておくわけにはいかない。翔太郎は刃野の言う“ダイヤモンドの女”を探すことに。

 あちこちで聞き込みを続けていると、怪物が人間を宝石に変えるという事件が発生していたことがわかった。被害者は若くて美しい女性7人。現場近くで刃野が言う“ダイヤモンドの女”らしき人物が目撃されていた。サンタちゃん(腹筋善之介)によると、被害者の7人は全員モデル、しかも同じクラブに所属しているという。翔太郎と亜樹子(山本ひかる)はそのクラブへと向かう。

 超人気モデルの上杉(河合龍之介)の口利きでなんとかクラブに潜り込むことに成功した翔太郎と亜樹子。さっそく“ダイヤモンドの女”らしき人物を発見する。例によって亜樹子はツカツカと彼女のもとへ近づくが、ダイヤの女は亜樹子を投げ飛ばし、ジュエル・ドーパントに変身。クラブにいた女性たちを宝石に変えてしまう。翔太郎はフィリップ(菅田将暉)に声をかけ、W(ダブル)に変身。が、地球上でもっとも硬い鉱物ダイヤモンドをモチーフにしたドーパントに攻撃はさっぱり通じない。結局、何も出来ないまま、ジュエル・ドーパントに逃げられてしまう。

 そんな様子を見ていた上杉はドーパントの正体を親友の城島泪(奥村佳恵)だという。上杉は若いころ、泪、智(小谷幸弘)と3人で悪さをしており、刃野の世話にもなっていたが、智が泪を愛していると告白。上杉も智の気持ちを泪に伝えたが、実は泪は上杉を愛していた。泪の気持ちに応えてしまっては3人の友情が壊れてしまう。上杉は泪につき合えないと答えたが、それが泪を傷つけ、ドーパントに変身するようになってしまったという。

 上杉の証言をもとに竜(木ノ本嶺浩)と真倉(中川真吾)は泪を探すが、その泪のジュエル・ドーパントとしての防御力に目をつけた冴子(生井亜実)と鉢合わせしてしまった。冴子はRナスカに変身、竜もアクセルに変身して…。

 真倉の追跡をかわした泪だったが、今度は翔太郎につかまってしまった。改めてジュエルとの戦いに挑むW(ダブル)。しかし、ジュエルの防御力は予想以上に強力、エクストリームとなっての攻撃をも跳ね返されてしまう。このままなす術もなくやられてしまうのか…。

 そのころ留置場では一人、刃野が物思いにふけっていた。かつて、好きになればなるほど最後には壊したくなる、と言っていた泪。ということは、彼女が愛する上杉も…。
 刃野は悲痛な叫びを上げた。
「上杉の…、上杉の命が危ない!」。

2010/06/27
第40話 Gの可能性 / あなたが許せない
 ナスカのメモリを手に入れ、 R ナスカに変身した冴子(生井亜実)。すさまじいパワーで一気に形勢を逆転、 W (ダブル)らライダーをも窮地に追い込む。フィリップ(菅田将暉)は「こんな戦いになんの意味が」と 2 人の姉に呼びかけるが、冴子も若菜(飛鳥凛)もまるで耳を貸そうせず、フィリップは落ち込んでしまう。

 透(川野直輝)の心を開こうとする映画作りを邪魔された亜樹子(山本ひかる)だが、目的を達成するにはやはり映画を作り続けるしかない。亜樹子は翔太郎(桐山漣)らに声をかけ、再び映画作りを始めるが…。

 またもRナスカに襲われ、力の無さを思い知った若菜は自らの力を強大にするため、ジーン・ドーパント=透を連れ去り、父から受け継いだ物体と融合させるよう命じる。ジーンとなって一人で映画を作りたいと思っていた透。亜樹子の言葉を振り切るように若菜の要求に応じる。

 そんな2人に亜樹子がついにキレてしまう。透にしても、若菜にしても、本当の自分を取り戻して欲しい。もっと素直になって欲しい。それなのになぜ…。
 しかし、その気持ちは透には通じても若菜=クレイドールには通じなかった。自分の言葉であい(谷澤恵里香)に本音を伝えることが出来た透。が、クレイドールはジーンをつかって身に付けたパワーでクレイドールエクストリームに変身してしまう。
 クレイドールエクストリームの強大な力に苦戦するサイクロンジョーカーエクストリーム、アクセル。それでもなんとかしのぎきり、クレイドールエクストリームはその場から去っていく。

 必死の思いで透を生まれ変わらせることに成功した亜樹子。そんな亜樹子を見習い、フィリップも若菜を自らの力で救い出すことを誓う。若菜本人にその気持ちは通じないのだが…。

2010/06/20
第39話 Gの可能性 / バッドシネマパラダイス
 風都にあるシネコンに勤務するあい(谷澤恵里香)が、身に覚えのない自分が主演の映画が映画館で上映されている、と相談を持ち込んできた。もちろんあいは女優などではなく、劇場の受付係。いったいどういうことなのか?

 翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)はそのシネコンに客として潜入。さっそくあい主演の謎の映像を目の当たりにする。とても耐えられるシロモノじゃない。翔太郎はさっさと席を立つが、なぜか出口がなくなっており外へ出ることができない…。
 謎の映像が始まって7時間以上、ようやく終わったか、と思ったら、スクリーンに出てきた文字は「未完」。翔太郎が怒りの声をあげると、白い顔のドーパントが姿を現した。どうやらこの映画を作った張本人らしい。

 フィリップ(菅田将暉)の検索でドーパントの正体がジーン、遺伝子であることがわかった。遺伝子を組み替えてまったく別のものを作り出すことが出来るらしい。それは自分の体をも…。と、翔太郎は劇場のマネージャーがジーン・ドーパントであることを見破った。あわてて逃げるジーン。観葉植物をマキビシに変えたり、W(ダブル)の右手を牛のパペットに変えたり、と、それほど凶悪なドーパントではないようだ。
 とはいえ、放っておくわけにはいかない、と、W(ダブル)はルナ・ジョーカーとして決定的な一打を。たまらずジーンは変身を解除。その正体はあいの同僚で気弱な青年・透(川野直輝)だった。

 すかさず亜樹子はガイアメモリを没収。なんとあの長い長い映画はジーン・ドーパントの力であいになりすますなど、透一人で作ったのだという。
 それぐらいあいに頼めばいいのに…。
 亜樹子はそんな引っ込み思案の透を変えようと…。

 なんと亜樹子はプロデューサーとして透を監督に映画撮影を。主演はもちろんあい。翔太郎やフィリップ、竜(木ノ本嶺浩)、真倉(中川真吾)までがキャストやスタッフとして手伝うことに。映画作りを通して内気な透を改造する、さらには思いを寄せているあいに告白させる、というのが亜樹子の狙いだった。

 そのころ、園咲家では琉兵衛(寺田農)が若菜(飛鳥凛)に謎の半透明の物質を手渡そうとしていた。ガイアプログレッサーと呼ばれるその物質は若菜を強化する力があるらしいが、あるドーパントの協力が必要とのこと。そのドーパントとは…意外にもジーン…!?

 なんだかんだで撮影を進めていく「透組」だったが、なぜか透本人は顔色が冴えない。何か不満なのだろうか?
 と、そこへ若菜が現れた。ジーン・ドーパントこと透を連れ去りに来たのだ。翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身。若菜もクレイドールに変身するが、力の差は歴然。W(ダブル)がクレイドールを圧倒する。

 が、そこへ今度は冴子(生井亜実)が姿を現した。若菜に敵対心を燃やす冴子は元夫の霧彦が使っていたガイアメモリを手にすると、Rナスカに変身。圧倒的なパワーでW(ダブル)やアクセルを翻弄する。
 そんな中、透は亜樹子にスケッチブックに思いを書く形式で直訴していた。
『一人で撮る。ジーンを返して』。
 亜樹子の計画はすべて無になってしまうのか?透の真意とは?

2010/06/06
第38話 来訪者X / ミュージアムの名のもとに
 ミュージアムの元研究員で脳科学者の山城博士(中西良太)によって、フィリップ(菅田将暉)は家族の記憶を消去されていた。
 フィリップの家族?
 しかし、山城はただ消去しただけで詳しいことは知らないという。

 ショックを受けてふさぎ込むフィリップ。そんな彼のもとに若菜(飛鳥凛)から電話が入った。
「この街から一緒に逃げて」。
 ミュージアムの全指揮権を与えられることに耐えきれなくなったらしい。そんな事情を知らないフィリップ、突然の呼びかけにうやむやに答えることしかできない…。

 警察で取り調べを受けていた山城がイナゴの女(佃井皆美)に襲われた。竜(木ノ本嶺浩)はアクセルに変身するが、ホッパー・ドーパントのスピードに苦しめられ、山城もホッパーも逃してしまう。
 そんな竜の目が届かなくなったところでホッパーは山城を発見。あっさりと山城を倒してしまう。

 フィリップは答えが出せないまま、翔太郎(桐山漣)と若菜と待ち合わせている駅へ。が、病院へ運ばれた山城から伝えたいことがある、と連絡を受け、病院へ急行。すると入れ替わるように若菜が現れて…。

 アクセル・トライアルによって倒されたホッパー。スミロドンによってとどめを刺され、消滅してしまう。
 そのころフィリップは病院で山城から自らの本当の名前を聞いていた。
「君の本当の名前は…園咲…来人」。
 フィリップは琉兵衛(寺田農)の実の息子だった!
 若菜が実の姉とわかったフィリップは、若菜と街を出る決意を。一人、駅へと走る。

 既に若菜はテラー・ドーパント(=琉兵衛)に見つかりミュージアムに連れ戻されていた。すっかりミュージアムの幹部へと生まれ変わった若菜は駅に戻ると、フィリップに襲いかかる。
 ワケがわからないまま、W(ダブル)ファングジョーカーに変身するフィリップと翔太郎。なんとか若菜らの攻撃をかわすが、フィリップは考え込むようになってしまった。

 一方の若菜は財団Xからの使者・加頭(コン・テユ)にも堂々と接するようになり…。
 しかし、その加頭が冴子(生井亜実)に近づいていることは知る由もなかった。

2010/05/30
第37話 来訪者X / 約束の橋
「10年前に別れた私の家族を探して欲しい」。
 なぜかおどおどと落ち着かない中年男が鳴海探偵事務所にやってきた。この男、なぜかフィリップ(菅田将暉)を見るなり、「なぜ、こんな場所に?」などと話しかけている。フィリップを知っているのか?翔太郎(桐山漣)は男の依頼を引き受けつつも不審を抱く。

 ミュージアム=園咲家では、琉兵衛(寺田農)に反旗を翻した冴子(生井亜実)が失脚、若菜(飛鳥凛)を琉兵衛の新たな後継者として事業を継続しようとしていた。裏切り者となった冴子はマスカレイドから命を狙われることに。タブー・ドーパントに変身して追手を撃退するものの、その姿は見る影もない。

 翔太郎の指示で依頼人の中年男を調べていたウォッチャマン(なすび)が、イナゴを食べる不気味な女(佃井皆美)に声をかけられる。あの依頼人の中年男を探しているようだが、簡単に知っているなどとはいえない。なんとかごまかそうとするウォッチャマンだったが、イナゴの女の容赦ないキックが飛んできた。あっという間に倒されるウォッチャマン、中年男のことを白状しそうになるが、そこへ竜(木ノ本嶺浩)が偶然やってきた。
 イナゴの女はホッパー・ドーパントに変身、竜もアクセルに変身し立ち向かうが…。

 フィリップが若菜に呼び出された。ラジオの仕事もやめてミュージアムの事業を引き継ぐことに迷っている若菜。どうしたらいいの?と相談するが、フィリップはそんな若菜に一言つぶやく。
「その仕事って…ガイアメモリの流通ですか?」。
 若菜はすっかり言葉を失ってしまい…。
 しかし、一緒にいるだけで互いに心を通わせる2人。若菜は冗談っぽく、2人でこの街を出よう、と言うと、フィリップも笑いながらその申し出を受け入れる。が、本心は…?

 依頼人の中年男が山城(中西良太)という脳科学者であることがわかった。10年前、ミュージアムによって拘束、以来ずっとミュージアムの中で研究をさせられてきたらしい。山城によると、琉兵衛だけでなく、園咲家の血族すべてガイアメモリの流通を取り仕切っているという。
 ということは、若菜も…。
 フィリップは表情を曇らせる。

 冴子がスミロドン・ドーパントの攻撃を受け、海に転落。タブーのメモリもスミロドンに奪われてしまう。その様子を物陰から見守る一人の青年が…。その正体はいったい!?

 山城がイナゴの女に見つかってしまった。イナゴの女は琉兵衛が山城を亡き者にするために放った処刑人だった。イナゴの女はホッパー・ドーパントに変身、山城を守ろうとW(ダブル)もエクストリームへとパワーアップするが、ホッパーは山城がフィリップの記憶を消した、という衝撃的な事実を明らかにする。戦うことも忘れ、変身を解除。呆然とするフィリップ。山城はフィリップの家族の記録を消し去ったという。家族!?
 ついにフィリップの出生の記録が明らかになる!?

2010/05/23
第36話 Rの彼方に / 全てを振り切れ
 凪(和川未優)に埋め込んだコネクタを成長させ、ケツァルコアトルス・ドーパントの完成を企む井坂(檀臣幸)。凪が恐怖を感じれば感じるほどコネクタの成長は早まるのだが、なぜか思い通りにコネクタが完成せず苛立ちを募らせる。どうやら竜(木ノ本嶺浩)の存在が凪の大きな支えになっているらしい。

 その竜はウェザー・ドーパントを倒したい、亡くなった妹のような凪を自分の力で守りたい、とシュラウドに新たな力が欲しいと迫る。そんな竜にシュラウドは新たなメモリ、トライアルメモリを差し出す。全てを振り切る速さを手に入れられるメモリだが、自分のものとして扱えるかは未知数。現にアクセル・トライアルに変身できたものの、スピードを制御できず変身を解除してしまう。シュラウドはオフロードのコースをバイクで10秒以内に1周できれば、トライアルのメモリも扱えるというのだが…。

 井坂はケツァルコアトルスのメモリ完成で強大な力が手に入ると判断。なんと冴子(生井亜実)の父・琉兵衛(寺田農)に宣戦布告してしまう。怒る琉兵衛はテラー・ドーパントに変身、井坂と対峙するが、なんと冴子がタブー・ドーパントに変身し井坂を庇う。どうやら井坂と組み、琉兵衛を追い落とすつもりらしい…。

 10秒が切れず苦戦する竜。シュラウドは憎しみが足りないからだ、と竜をたきつけるが、どうしてもあと1秒、2秒が縮まらない。ついには大きく転倒し竜は気を失ってしまう。

 凪が恐怖を感じないのは竜が心の支えになっているから。秘密をつかんだ井坂は凪を拉致、竜を呼び出し、凪の前で竜を倒そうとする。
 そんな井坂から呼び出された竜は最後の挑戦でなんと10秒を切るタイムを。トライアルメモリを受け取り、一人凪を救うために出かけていく竜。しかし、実際には10秒を切っていなかった。復讐ではなく、凪を守るためにウェザーと戦うと言い切った竜にシュラウドは失望していたのだった。
 しかし、このままでは竜が…。

 竜はトライアルに変身、ウェザーと対峙する。亜樹子(山本ひかる)から連絡を受けた翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)も現場に駆けつけるが、あえて2人の戦いを見守ることに。と、予想に反してトライアルの高速キックがウェザーに連続ヒット。ついいは大爆発を起こし、Wのメモリは破壊されてしまう。憎しみではなく、凪を守りたいという気持ちでウェザーを倒した竜。変身を解除した井坂はメモリの過剰使用が原因で真っ黒になり、消滅してしまう。そんな井坂の最期に冴子は力なくひざまずくしかなかった…。

2010/05/16
第35話 Rの彼方に / やがて怪物という名の雨
 風都野鳥園。ウェザー・ドーパントに命を奪われた妹・春子(笠原美香)との思い出に浸っていた竜(木ノ本嶺浩)の前で、一人の少女が小さな女の子を乱暴に突き飛ばした。あまりの行為に注意しようとした竜。が、少女の腕にガイアメモリのコネクタを発見し呆然となる。
「私に近づくと…死ぬわよ」。
 少女は竜に謎めいた言葉を残すと、竜を痴漢だと騒ぎたてどこかへと逃げてしまう。

 その騒ぎを聞きつけてやってきた翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)は、近所の子供たちから「野鳥の解説をしてくれていたお姉さんを元気にしてほしい」と依頼を受けて野鳥園に来たのだという。その“お姉さん”こそ、ガイアメモリのコネクタを持っていた少女・凪(和川未優)だった。

 ようやく見つけた凪にコネクタをつけた事情を聞くと、土砂降りの中現れたウェザー・ドーパントに父親を亡き者にされ、強引に自分の腕にコネクタを刻んで去っていったという。また、現れると思うと怖くて仕方なかった、という凪に妹の春子を重ね合わせる竜。その春子からもらったペンダントを「お守りだ」とプレゼントする。

 ウェザー・ドーパントが現れた。凪を守る、と誓った竜はアクセルに、翔太郎もフィリップ(菅田将暉)に呼びかけW(ダブル)に変身。しかし、ウェザーはW(ダブル)、アクセルともに手玉にとると、凪の前へ。脅える凪のコネクタを確認、その不可思議な攻撃でボロボロになった竜らを見下して堂々と去っていく。

 フィリップの調べで、凪がケツァルコアトルスのメモリの過剰適合者であることがわかった。井坂はその凪にコネクタを作り、恐怖を味あわせて成長を促進。そのコネクタの完成を待って強大な力を手に入れようとしていた。

 凪の父親を目の前で襲ったのも、凪の恐怖を増幅させるため…。井坂の汚いやり方に怒りが抑えられなくなった竜は、シュラウドを呼び出し、このままでは勝ち目のないウェザーとまともに戦うため、新たな力を要求する。しかし、シュラウドは竜の目から憎しみの炎が消えたことを理由に協力を拒否。竜はそんなシュラウドにしつこく喰らいつくが…。

 一方、凪のもとを訪れた翔太郎は突如現れた井坂が呼び出したドーパント、ケツァルコアトルスと戦うハメに。さらわれた凪を奪い返し、なんとかフィニッシュに持ち込もうとするW(ダブル)。しかし、凪は井坂に強引に連れて行かれ…?

 そのころ、竜はシュラウドによってバイクのオフロードレース場へ。そこには1台のバイクとヘルメットも。いったい何をしようというのか…!?

2010/05/09
第34話 Yの悲劇 / あにいもうと
 不破夕子の正体は冴子(生井亜実)に殺害された霧彦(君沢ユウキ)の妹・雪絵(平田薫)だった。ガイアメモリでイエスタデイ・ドーパントに変身、W(ダブル)を操って冴子を襲わせたのも復讐のためだったのか…。
 が、雪絵は冴子にあえて接近。自らをミュージアムの幹部にと売り込む。

 かつて霧彦と通っていた保育園にやってきた雪絵。そんな彼女を待ち伏せしていたかのように翔太郎が現れた。翔太郎はイエスタデイ・ドーパントが不動産業者ばかりを狙っていたのも、地上げに苦しんでいた保育園を救うため、と理解。やはり雪絵には自らの昨日=思い出を守る気持ちが残っている。必死で訴える翔太郎だったが、雪絵はイエスタデイ・ドーパントに変身。翔太郎に襲い掛かる。

 井坂(檀臣幸)の勧めもあり、冴子は雪絵をミュージアムの幹部に迎えることに。話がまとまり、冴子と握手を交わす雪絵だったが、一瞬の隙をついて冴子の手にイエスタデイの刻印を打ち込んだ。実は雪絵の真の目的は、兄の仇をとること。すべては刻印を冴子に打ち込むための作戦だった…。

 雪絵を探す翔太郎、フィリップ(菅田将暉)、亜樹子の前に、ようやく雪絵が姿を現した。が、雪絵は冴子に襲い掛かる昨日の行動を繰り返しているだけ。現れたウェザー・ドーパントによると、イエスタデイ・ドーパントの刻印は冴子に通用しなかったらしい。
 翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身。エクストリームへとパワーアップすると、イエスタデイのメモリをブレイク、同時に雪絵の刻印も消し去ってしまう。

 雪絵を救えば、あとはウェザー・ドーパントを倒すのみ。苦戦を続けるアクセルに代わってエクストリームとなったW(ダブル)。必殺のキックで倒すことは出来なかったものの、不死身のウェザーをあと一歩のところまで追い込むことに成功する。

 無事にガイアメモリの恐怖から雪絵を救い出すことに成功した翔太郎たち。が、正気に戻った雪絵はすっかりそれまでの記憶を失っていた。

2010/05/02
第33話 Yの悲劇 / きのうを探す女
 夕子(平田薫)と名乗る女性が“きのう”という猫を探して欲しい、と鳴海探偵事務所へとやってきた。魅力的な夕子に安請け合いする翔太郎(桐山漣)。費用を取りっぱぐれては大変、とばかり亜樹子(山本ひかる)も加わり、3人で猫探しを開始する。

“きのう”がいなくなったのは風都ホールの近く。そのホールでは冴子(生井亜実)が講演会を行うらしくポスターが貼られていた。夕子はなぜかそのポスターを凝視しているが、翔太郎が声をかけるとふうとくんがかわいい、という。ふうとくん…。風都を愛し、ふうとくんというキャラクターを考案したのは、今は亡き冴子の夫・霧彦(君沢ユウキ)だった。翔太郎もそんな霧彦を思いだし神妙になってしまう。

 夕子が“きのう”らしき影を発見した。翔太郎は探しに行った夕子と反対方向から“きのう”を追いつめることに。が、そのとき風都ホールの屋上にドーパントの姿が。猫探しはひとまずお預け。翔太郎はフィリップ(菅田将暉)に声をかけ、W(ダブル)に変身する。
 休館日で誰もいないホールの中へと戦いの場を移す両者。そのときドーパントの一撃がW(ダブル)の胸を直撃した。幸い大したダメージを受けなかった翔太郎は、舞台上にいるドーパントに必殺技を見舞うが、間一髪逃げられてしまった。

 変身を解除し外へ出ると夕子が“きのう”を抱いていた。どうやら無事見つかったらしい。どこか名残惜しい翔太郎で…。

 翌日、翔太郎がおかしな行動をとり始めた。よく見ると、夕子が相談に来た昨日の行動とまったく同じことをしている。声をかけてもまるで暗示がかかったように昨日と同じことを繰り返す翔太郎。ついには風都ホールまで行き、W(ダブル)に変身してしまう。
 冴子の講演会が行われている風都ホールの中へ入り、一人暴れるW(ダブル)。フィリップが止めようにもなかなかうまくいかない。実はドーパントの正体はイエスタデイ・ドーパント。昨日受けた一撃で同じことを繰り返すようになってしまったらしい。

 このままでは舞台上の冴子に必殺技が…。冴子の暗殺がイエスタデイ・ドーパントの狙い?駆けつけた竜(木ノ本嶺浩)がアクセルに変身、なんとか最悪の結果を免れると、フィリップはエクストリームに変身。翔太郎を暗示から解放する。

 ホッとしたのもつかの間。またもイエスタデイ・ドーパントが現れた。実はドーパントの正体は夕子、しかも夕子は本名ではなく須藤雪絵…、霧彦の実の妹だった。
 Wに冴子を狙わせたのは兄・霧彦の復讐か。
 しかし、変身を解除した雪絵は兄のスカーフを手に高らかに笑う。
「この力で私はミュージアムの幹部になるの」。
 どうやら復讐が目的ではないらしい。雪絵は再びドーパントに変身。Wサイクロンジョーカーエクストリームは一気に襲いかかるのだが…。

2010/04/25
第32話 風が呼ぶB / 今、輝きの中で
 パワーアップしたフィリップ(菅田将暉)についていけず、翔太郎(桐山漣)は変身を解除。ショックを受けながらも翔太郎はフィリップにもう一度と変身を申し出るが、フィリップは「君では無理だ」と拒否。フィリップはサイクロンのメモリを駆けつけたアクセルにパス。受け取ったアクセルもサイクロンの尋常ではないパワーを感じつつも、メモリをつかいこなし、ウェザー・ドーパントをなんとか追い払う。
 竜(木ノ本嶺浩)にはメモリが使えるのか…。
 フィリップは翔太郎ではない別の人物とのコンビを示唆するシュラウドの言葉を思い出す。

 もうW(ダブル)になれない…。立ち直れない翔太郎はフィリップらと別れ、自分に出来ることを、と、ウェザーが谷底へ落としてしまった木彫りの熊を探す。ガジェットを使い、なんとか木彫りの熊を見つけることができた翔太郎。その熊の中には…。

 フィリップは竜にコンビを組むことを提案するが、竜はあっさりと拒否。そんなフィリップに亜樹子の怒りが爆発する。
「翔太郎くんは戦いの道具じゃないんだよ、人間なんだから…」。
 確かに抜け殻のような翔太郎だったが、そんなときこそ翔太郎は甘い考えで無茶をしてきている。まさか今回も…。

 その予想どおり、翔太郎は木彫りの熊の中からゾーン・メモリを発見。使用者であるはずの鈴子(魏涼子)の前に突きつける。実は10年前の現金輸送車襲撃事件も、ゾーン・メモリを使うことが出来る鈴子がビースト・ドーパントでもある夫の丸男(勝矢)と組んで実行したことだった。翔太郎はメモリを見せつけつつ、身代わりに刑務所に入った尾藤(小沢和義)にわびろ、と迫るが、あっさりと拒否。逆に翔太郎からメモリを奪うと、ゾーン・ドーパントに変身し、翔太郎に襲いかかる…。

 W(ダブル)に変身できず、ゾーンに翻弄された翔太郎はフィリップに助けられながら、再びコンビを組んで欲しいといわれる。熊に隠されたメッセージ『誰も完全じゃない(Nobody’s Perfect)』。鳴海荘吉の言葉をフィリップから聞いて目を覚ました翔太郎は、わびるフィリップとともにW(ダブル)に変身。フィリップは力を抑えようとするが、翔太郎から合わせるという。
徐々に力がかみ合い始めたW(ダブル)。そして、ついに2人はサイクロン・ジョーカー・エクストリームに変身。これまでにない一体感とパワーでドーパントを撃破する。

 翔太郎とフィリップ、2人の新たな力が誕生した瞬間だった。

2010/04/18
第31話 風が呼ぶB / 野獣追うべし
 10年の刑期を終えて出所した尾藤(小沢和義)という男が鳴海探偵事務所にやってきた。
「鳴海荘吉の旦那はどこだ?」。
 どうやら亜樹子(山本ひかる)の亡き父で、翔太郎(桐山漣)の尊敬する師匠・鳴海荘吉の知り合いらしい。荘吉は何やら尾藤のために調査をしていたらしいが、手元にはそんな記録はない。仕方がないと去っていく尾藤だが、一番弟子として黙っていられない、と翔太郎は尾藤の後を追う。
 そんなやりとりを見ながらフィリップ(菅田将暉)は一人つぶやいていた。
「シュラウドは翔太郎のどこが不吉だというんだ…」。

 かつての弟分の有馬(勝矢)を探す尾藤だったが、その有馬は今では建設会社の社長に。その恋人だった鈴子(魏涼子)も社長夫人となっていた。久々の再会を喜ぶ鈴子。しかし、財力、権力で力関係が逆転してしまった有馬は尾藤をあっさり追い出そうとする。鈴子にも荒っぽい態度に出る有馬に怒りを露にする尾藤。有馬から荘吉の形見でも持っているのか、と聞かれ、返す言葉に詰まるが、翔太郎は「ああ、あるとも」と大見得を切って出てしまう。

 フィリップの検索で尾藤は10年前の現金輸送車襲撃事件の犯人として刑務所に入っていたことがわかった。その事件を荘吉は追っていたようだが、どうもドーパントが絡んでいたらしい。

 突如現れたビースト・ドーパントが翔太郎に「熊はどこだ?」と襲いかかってきた。翔太郎はフィリップに声をかけ、W(ダブル)に変身。が、なぜかサイクロンとジョーカーの息が合わない。どうやらサイクロンのメモリがパワーアップしており、ジョーカーがついていけないらしい。ビースト・ドーパントにいいようにやられてしまうW(ダブル)。そのビーストが変身を解除、現れたのはなんと有馬だった。尾藤はビーストに変身する有馬を止めようとしていたらしい。

 現金輸送車を襲ったのはビーストに変身した有馬、尾藤はその有馬をかばって自首したことがわかった。それにしても有馬が言っていた熊とは?翔太郎は荘吉が別荘に木彫りの熊を置いていたことを思い出し、尾藤とともに取りに行く。

 別荘で木彫りの熊を見つけた翔太郎たち。しかし、これに何が…?
 と、そのときウェザー・ドーパントが現れ、翔太郎たちに襲いかかった。
 すかさず翔太郎はフィリップに声をかけて変身…と、思いきや姿を現したフィリップはファング・ジョーカーへと変身する。
 しかし、パワーの差を埋めることはできず、ウェザーとまともに戦うことができない。しまいには自らの技に失敗、変身を解除してしまった。改めて変身しようとする翔太郎だが、ベルトが受け付けない。
  W(ダブル)になれない…。
  翔太郎は激しく動揺して…。

2010/04/11
第30話 悪夢なH / 王子様は誰だ?
 ウェザー・ドーパントの攻撃になす術もなく打ちのめされるフィリップ(菅田将暉)。助けに行きたい翔太郎(桐山漣)だが、ナイトメアが支配する夢の中でW(ダブル)に変身したまま抜け出すことができない。ようやく解放された翔太郎だったが、フィリップは突如現れた“鳥”に守られると、その“鳥”に取り込まれるように連れ去られてしまう。ウェザー・ドーパントをもはね飛ばす力を持った“鳥”。翔太郎はベルトに意識を集中させ、フィリップの無事を確認する。

 姫香(麻生夏子)が優しくされた男性すべてに「王子様」と抱きついていたことがわかった。翔太郎はそんな姫香の言葉を真に受けて、恋敵を眠り病にしようとしている男がナイトメアの正体に違いないと推理する。
 ということは、姫香と同じ研究室の人間で、唯一眠り病になっていない福島(加藤康起)が怪しい。翔太郎と亜樹子(山本ひかる)は福島に自供を迫るが、なんと2人の目の前で福島も眠り病になってしまった。
 福島がドーパントでなければ誰が…。今度は亜樹子がナイトメアの夢の中に入り、調べることにする。

 そのころ、園咲家ではフィリップを救出した“鳥”型のガイアメモリの話題でもちきりだった。報告を受けた琉兵衛(寺田農)は一人「エクストリーム・メモリか」と不敵な笑みを浮かべる。

 夢の中でW(ダブル)に変身したりと好き放題やっていた亜樹子だったが、ナイトメア・ドーパントから正体を聞き出すことに成功。寝言で翔太郎に伝える。
 翔太郎はその男…福島と対峙。やはり福島は姫香に「王子様」と抱きつかれて、その気になってしまい、誰にでも抱きつく姫香のおかげで眠れなくなったという。自分と同じように眠れない苦しみを姫香にも…。動機は他愛もないものだった。

 福島はナイトメア・ドーパントに変身。翔太郎もフィリップに呼びかけるが、そのころフィリップはシュラウドから翔太郎と別れるよう命じられていた。翔太郎が不吉な存在…。シュラウドの言葉に引っ掛かりながらもフィリップはW(ダブル)に変身する。

 夢ではない現実世界で戦えば、ナイトメアなど敵ではない。メモリブレイクで敗れ去った福島は警察へと連行されるが、姫香から「待っている」と声をかけられ涙を流す。

 今回も事件は解決。が、フィリップは“鳥”とどこへ行っていたのか?翔太郎の質問に「今は言えない」と言葉を濁すフィリップだったが、「僕のパートナーは、翔太郎、君ひとりだ」と改めて翔太郎に誓うのだった。

2010/04/04
第29話 悪夢なH / 眠り姫のユウウツ
 風都大学の学生・姫香(麻生夏子)が「眠れない」と鳴海探偵事務所へやってきた。単なる不眠症ではなく、夢に怪物が現れ、捕まると二度と目覚めなくなるからだという。大学では夢を研究しているという姫香。彼女と同じ研究室の男子学生は7人中6人が目覚めなくなっているという。怪物とはドーパント?

 翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)が姫香の研究室の教授・赤城(西冬彦)を訪ねると、竜(木ノ本嶺浩)らも現れた。やはり目覚めなくなった6人の学生に疑問を抱いているらしい。が、明晰夢=ルシッドドリームを研究しているという赤城教授は、6人は疲れて眠っているだけだという。竜と翔太郎はそんな赤城から眠るための装置を借り、夢の中で出てくるという怪物=ドーパントを潰そうとする。

 その夜、さっそく装置をつけて横になる竜と翔太郎。竜は夢の中でナイトメア・ドーパントと遭遇、アクセルに変身し圧倒的な力でねじ伏せた…と、思われたが、夢の中はナイトメアのホームグラウンド。あっという間に復活すると、今度は逆にアクセルを追いつめると竜を目覚めないようにしてしまう。
 一方、まったく眠れなかった翔太郎は今夜こそ眠って竜の仇を討とうとするが、フィリップ(菅田将暉)の検索が終わるまで自重。再び姫香の風都大学へと出かける。

 そんな翔太郎にフィリップが合流。2人はW(ダブル)に変身し、グラウンドで横になり眠りに落ちていく。が、なんと翔太郎が見た夢の舞台は江戸時代。どうやら眠れなかった前日、時代劇のDVDを見たことが災い?したらしい。しかし、そんな現実とかけ離れた世界にもナイトメアは現れた。翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身、夢の世界で姫香を奪ったナイトメアを追う。ナイトメアに翻弄されながらも、その正体が赤城教授なのか、と問いただすが、ナイトメアはきっぱりと否定。確かに現実世界では赤城教授自身も頭にHの文字が書かれたまま眠りこけていた。

 その現実の世界、風都大学のグラウンドに井坂(檀臣幸)が現れた。井坂はウェザー・ドーパントに変身、眠っているW(ダブル)と気を失っているフィリップに攻撃を仕掛ける。W(ダブル)は変身を解除、ウェザーは意識を取り戻し丸腰のフィリップに襲いかかった。
 一方、夢の中ではパワーを失ったW(ダブル)がナイトメアに翻弄される。
 最大のピンチに陥った翔太郎とフィリップは…。

2010/03/28
第28話 Dが見ていた / 決死のツインマキシマム
 禁断のツインマキシマムでウェザー・ドーパントに立ち向かったW(ダブル)ヒートトリガー。しかし、ウェザーは無傷、逆にW(ダブル)は変身を解除。翔太郎(桐山漣)はボロボロに傷ついてしまう。余裕のウェザーは止めを刺そうとしたが、そこへ突如現れたテラー・ドーパントとともに去っていってしまう。まるでライダーたちを庇うようなテラーの行動にフィリップも思わず首をかしげて…。

 傷ついた翔太郎は本人の力で回復するしかない。ただただ眠り込む翔太郎の横ではフィリップが竜(木ノ本嶺浩)につかみかかっていた。検索でリリィ(長澤奈央)の命を救う方法を発見したフィリップだが、それを実践できるのはアクセルのみということがわかった。が、竜は自らの復讐を優先するだけ、フィリップの言うことに耳を貸そうともしない。
「誰のせいで翔太郎が倒れたと思っている!」。
 フィリップは怒りを露にする。

 竜との関係を絶つフィリップだが、やはりアクセルでなければリリィを救うことはできない。意地を張るフィリップに代わって亜樹子(山本ひかる)が直接竜を説得することに。
 リリィを見張っていれば井坂(檀臣幸)につながるはず。リリィを見つけた竜はメモリを使えば死ぬ、と説得。しかし、祖父・フランクの最後のステージを成功させたいリリィは断固拒否。祖父のステージが成功するなら、自分は死んでもかまわないと言い放つ。
 そんなリリィに竜の怒りが爆発。「心配している家族がいるだろ!」と言うのだが、竜は翔太郎からまったく同じ言葉で諭されていたことを思い出す。
「俺が左と同じ言葉を…」。

 フランクのラストステージ当日。竜はリリィにステージが終わったあと自分の治療を受けるよう忠告。フィリップとも仲直りしフランクのステージを亜樹子と見つめる。
 が、そこへ井坂が現れた。早々にウェザー・ドーパントに変身するが、竜は誘いに乗らずリリィのもとへ。そして消えていきそうになるリリィに向けて電撃一閃…。一度リリィの命を奪い、メモリを取り出すと、今度はリリィを蘇生。みごとリリィの命を救いインビジブルメモリを破壊する。

 怒ったウェザーはアクセルに襲い掛かるが、フィリップも復活した翔太郎とW(ダブル)ファングジョーカーに変身。最後は2人が力を合わせてウェザーの必殺技を切り返す。ウェザーにとどめはさせなかったが、リリィを救うという目的は達成できた。改めて互いの力を認め合うフィリップと竜、そして翔太郎だった。

2010/03/21
第27話 Dが見ていた / 透明マジカルレディ
 美人マジシャンのリリィ(長澤奈央)が、透明人間となって鳴海探偵事務所へやってきた。さすがはマジシャン!と思わず感心する翔太郎(桐山漣)だが、実はインビジブルのガイアメモリを使って姿を消していただけ。
 なるほど、ということは…ド、ドーパント!
 思わず驚く翔太郎、フィリップ(菅田将暉)、亜樹子(山本ひかる)の前でリリィは、メモリが体から出てこなくなり、消えたり、出たりが自分の意思でできなくなったという。

 メモリを刺した時点で超人形態に変身せず、ただ消えるだけ、というのはメモリに異状があるのかも。メモリの製造過程を突き止める必要がある、というフィリップの言葉に従い、翔太郎らはリリィにインビジブルのメモリを渡した謎の紳士を追う。

 竜(木ノ本嶺浩)も合流して捜査をした結果、リリィにメモリを渡した男が井坂(檀臣幸)であることがわかった。ツカツカと歩み寄り逮捕しようとする竜に、井坂は不敵な笑みを浮かべる。
「そうか、照井雄治の息子ですね、君は」。
 実は井坂こそ、ダブリューのメモリを持つ男…つまり、竜の家族を殺害した氷の怪人だった。すべてを悟った翔太郎、竜はW(ダブル)、アクセルに変身。強大な力を誇るウェザー・ドーパントに挑むが、リリィがそんな2人の前に立ちはだかった。ウェザーを倒されては自分のメモリを治してもらえなくなるからだ。そんなリリィの思いを察したウェザーは、リリィを連れてW(ダブル)らの前から姿を消してしまう。

 家族を殺害したウェザー・ドーパントの正体は内科開業医の井坂。井坂の素性が明らかになった今、竜の目的は一つしかない。井坂=ウェザー・ドーパントを倒し、父や母、妹の恨みを晴らすことだ。
 竜はリリィを治療している井坂のもとに乗り込むと、1対1での対決を要求。アクセルに変身すると、井坂もウェザー・ドーパントに変身する。
 アクセルとウェザーの戦いに割って入ろうとするW(ダブル)だったが、アクセルは「邪魔をするな」とW(ダブル)に攻撃を仕掛ける。
 多彩な技が持ち味のウェザーを倒すには共闘するしかない。
 W(ダブル)はアクセルを説得するが、それでも単独で戦うアクセル。なすすべもなく追い詰められてしまう。
 そんなW(ダブル)とアクセルにウェザーは勝ち誇ったように告げる。
 リリィはインビジブルメモリを自らのものにするための実験動物。やがてメモリが完成すればリリィは命を落とすだけだ、という。
 あくまでも非情なウェザーにW(ダブル)の怒りも頂点に。翔太郎はフィリップが止めるのもきかず、ツインマキシマムを試みる。
「もう……これしか手はねえっ!」。
 竜に止めを刺そうとするウェザーに対して、全身を超高熱で燃え上がらせるW(ダブル)ヒートトリガー。
 いったい何が起きるのか…!?

2010/03/14
第26話 Pの遊戯 / 亜樹子オン・ザ・ラン
 パペティアー・ドーパントの正体は、作家の堀之内(四方堂亘)だった。娘の人形を復讐の道具に使うとは…!
「あなた、自分の娘を愛していないんでしょ!」。
 亜樹子(山本ひかる)の言葉に堀之内は激怒。再びパペティアーに変身し、襲いかかろうとするが、W(ダブル)とアクセルの攻撃に追い詰められる。いよいよとどめ、と思ったその瞬間、突然霧が流れ出しパペティアー・ドーパントはどこかへと消え去ってしまった。

 次の瞬間、パペティアーは井坂(檀臣幸)の病院のベッドの上で目を覚ました。井坂はパペティアーのメモリを研究したいと提案。失った人形の代わりに若菜(飛鳥凛)を使って復讐せよ、という。

 亜樹子が堀之内の娘リコ(澤田萌音)と会っていたことを思い出した。上京してきたばかりのころ、人形を拾ってやった亜樹子は人形と会話できる芝居をしてリコを元気付けたことがあった。
「だから、私のところに…」。
 亜樹子は人形を抱いて初めてリコとであった場所へ向かった。するとリコが現れた。ドーパントとなってしまった父・堀之内から守ってやらなければ。亜樹子は懸命に警察へ行こうと言うのだが、リコは「人形の声を聞いて」と言うばかり。しかも、翔太郎(桐山漣)が現れるとどこかへと消えてしまった。さすがにキレてしまった亜樹子は「何が人形よ」と、リコの人形をその場に放り投げて行ってしまう。

 竜(木ノ本嶺浩)の調べで、堀之内の娘・里香子が1か月前、交通事故で死亡していたことがわかった。そんな…、それなら自分が会ったリコちゃんは誰だったの?驚きの事実に亜樹子は自分の前に現れたリコは人形自身だったのかも、と考えるようになる。だとしたら、捨ててきた人形を取り戻さなければ…。亜樹子は人形を回収したゴミ収集車を懸命に追いかけ、なんとか取り戻すことに成功する。

 しかし、そこに怒りに燃えたパペティアー・ドーパントが現れた。W(ダブル)とアクセルも現場に駆けつけるが、アクセルはパペティアーの糸に絡めとられると、W(ダブル)に襲い掛かる。アクセルのパワーに手も足も出ないW(ダブル)。が、W(ダブル)は完成したばかりのフロッグポッドを使い、形勢を逆転。一気にパペティアー・ドーパントをメモリブレイクへと追い込む。
 変身を解除した堀之内は妻も娘もすべてを失った、と打ちひしがれる。そんな堀之内に「リコちゃんがいる」と人形を差し出す亜樹子。
「この子言ってたよ。お父さん、泣かないでって」。
 人形か、死んだはずの里香子か、やさしい伝言を亜樹子から聞いた堀之内は人形を抱きかかえると号泣する。

 一方、井坂の力でパワーアップした若菜に震撼する冴子(生井亜実)。その容赦ないやり方に改めて井坂の恐ろしさをかみ締めていた…。

2010/03/07
第25話 Pの遊戯 / 人形は手癖が悪い
 事務所で一人小説を読んでいた亜樹子(山本ひかる)の目の前に、突如リコ(澤田萌音)と名乗る少女が現れる。
「おねえちゃん、人形の声を聞いて!」。
 そう言うリコは、とあるマンションの住所が書かれた紙を亜樹子に差し出す。そのマンションで誰かに盗られた人形を取り返して欲しい、というのか。亜樹子はリコを翔太郎(桐山漣)に紹介しようとしたが、いつのまに消えてしまっていた。

 なにやら怪しげだが依頼は依頼。亜樹子は住所を頼りにマンションへとやってくると、文芸評論家・唐木田(峯村リエ)の部屋から、それらしい人形を引き取ろうとする。が、人形は一人で歩き出したかと思うと、唐木田に襲いかかり窓から突き落としてしまった。幸い命はとりとめたものの、当然亜樹子は犯人扱い。「人形の仕業」と言っても誰も信用してくれない。

 翔太郎にも見放された亜樹子は唯一信用してくれる竜(木ノ本嶺浩)を味方に捜査を開始。フィリップ(菅田将暉)に検索してもらい、人形が堀之内(四方堂亘)の小説「少女と人形の家」を批判した人物ばかりを襲っていることを突き止める。
 小説にあった写真からリコが堀之内の娘であることが判明。人間たちを襲った人形はドーパントで正体はリコである可能性もある。つまり堀之内が娘にメモリを使ってドーパントにしてしまったとか。ならば、すぐにでもリコを救い出す必要がある。

 竜は堀之内のサイン会へ出かけると、面と向かって堀之内の小説を批判。人形ドーパントをおびき出そうとする。そんな折り、再びリコが亜樹子の前に現れ、またも人形の声を聞けという。いったいどういうことなのか。しかも、リコの姿は竜にも見えず…。

 竜の目論見どおり、人形ドーパントが現れた。竜はアクセルに変身、W(ダブル)とともに手を焼きながらもなんとか人形ドーパントを撃破する。が、メモリが排出されない。
 実は人形はドーパントではなく、ドーパントによって操られていただけだった。
 そして人形を操っていたドーパント、パペティアー・ドーパントがすべての悪の根源だった。
 パペティアー・ドーパントはW(ダブル)の攻撃にあっさり変身を解除。堀之内が姿を現す。

 そのとき、亜樹子の腕の中にあった人形から「おねえちゃん」という声が聞こえてきた。
「この声は?」。
 思わず震撼する亜樹子。その声の主とはいったい…!?

2010/02/28
第24話 唇にLを / 嘘つきはおまえだ
 ライアー・ドーパントの言葉の針に騙され、W(ダブル)はアクセルをドーパントと思い込み攻撃。亜樹子(山本ひかる)までが針のえじきになり、とんでもない行動に出てしまう。
 一方、音楽の実力のなさを思い知らされたジミー(冨田佳輔)は号泣。ライアー・ドーパントはそんなジミーの涙を紙に吸い取って去っていく。

 ジミーのためにとライアー・ドーパントに金を払って勝たせてきたゆきほ(中野公美子)だったが、すべてが裏目に出てしまった。私がしたことは間違っていたのか…。翔太郎(桐山漣)はそんなゆきほに「ジミーはあんたのおもちゃじゃない」と諭す。

 ジミーが勝てばCDデビューとなる「フーティック・アイドル」の収録日がやってきた。が、失意のジミーは音楽からの決別を決意していた。ファン=ゆきほに裏切られたから、というジミーを翔太郎は一喝。自分の弱さをゆきほのせいにしている。下手くそな自分がここまでやってこれたのは誰のおかげだ?とジミーを諭す翔太郎。ジミーの心が少しずつ動き始めた…。

 ライアー・ドーパントの正体を突き止めようと検索を繰り返していたフィリップ(菅田将暉)と竜(木ノ本嶺浩)。ジミーの涙を吸い取った「和紙」から、その正体が路上ポエム作家・沢田(モロ師岡)であることを突き止める。
 が、沢田はひと足違いで逃走。これまでか、と思われたが、ライアー・ドーパントが使っていた言葉から沢田が若菜(飛鳥凛)のファンであることがわかる。

 フィリップは若菜に電話で協力を依頼。ラジオで「電波塔の道化師と会うことになった」と言わせる。
 ラジオを聴いていた沢田はがく然。いったい誰が自分の名をかたって…。沢田はラジオ局から出てきた若菜を尾行、ライアー・ドーパントに変身して成り行きを見守るが…。

 すべては翔太郎らが仕掛けたワナだった。W(ダブル)とアクセルの合体攻撃にライアー・ドーパントは粉砕、変身を解除した沢田は号泣する。その涙は一片の和紙に吸い取られ…。

「フーティック・アイドル」に出演。審査員に酷評されたジミーだったが、上木彩矢(本人)からは「ハートは感じた」と意外な言葉も。ゆきほとも仲直りし、2人は同じ工場で働くことに。
 一方、クイーンとエリザベスはCDデビューが決定。大喜びだが、なぜか巷では翔太郎とフィリップの仮面シンガーが話題に。もう一度やろう、というフィリップに思わず逃げ回る翔太郎で…。

2010/02/21
第23話 唇にLを / シンガーソングライダー
 クイーン(板野由美)とエリザベス(河西智美)が怒りも露に鳴海探偵事務所へやってきた。2人は3週勝ち残れば無条件でCDデビューが約束される歌謡番組「フーティック・アイドル」に出演。みごと2週勝ち抜き、CDデビューも確実と思われた。が、3週目にしてジミー中田(冨田佳輔)なるストリートミュージシャンに敗れてしまったという。
 実力なら仕方ないが、そのジミーの歌が最悪、とても合格できるシロモノではないらしい。とは言っても、2人の言いがかりの可能性もある。翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)は、ジミーの歌を聴きにいくことに。

 が、ジミーが声を発した途端、翔太郎と亜樹子だけではない、周囲すべてが大パニック。あまりの歌のひどさに飛んでいる鳥まで落ちてくる始末だ。これなら不正があったと疑われても仕方がない。翔太郎はジミーから話を聞くが、自らの音楽をスピックと称し、まったく悪びれた様子もない。そんなジミーにもファンがいるらしくゆきほ(中野公美子)は必死でジミーの歌の良さをアピールしている。気を良くするジミーに翔太郎はなにやら自分と同じ匂いをかぎ付けてしまう。

 それにしてもなぜ審査員たちはジミーの歌を評価したのか。その秘密を探るべく、翔太郎とフィリップ(菅田将暉)らは「フーティック・アイドル」の収録スタジオへ。ジミーの相変わらずの下手さ加減に場内からもブーイングが。と、ここで場内から挑戦者を募集することになり、なんとフィリップが選ばれてしまった。フィリップは顔を隠すマスクと翔太郎のお気に入りの曲を準備、嫌がる翔太郎を引っ張りつつステージに上がってしまう。翔太郎も「こうなりゃ自棄だ」とみごとな歌を披露して…。

 そのころスタジオの屋根裏では竜(木ノ本嶺浩)がドーパントと対峙。竜はアクセルに変身、圧倒的な力でライアーを追い詰める。アクセルの必殺技にあっけなくメモリを破壊されるドーパント。これでもう悪事はできん、と竜はメモリの破片を集めて立ち去る。

 一方、ステージでは翔太郎&フィリップがジミーの前に敗退。会場は大ブーイングに包まれるが、なんでこんな結果になってしまうのか?

 竜が倒したと思ったドーパントが生き延びていることがわかった。壊したはずのメモリは、単なるお菓子の箱。どうやらドーパントは竜=アクセルを暗示にかけて逃亡したらしい。怒った竜はフィリップの協力でドーパントの正体を探ることに。翔太郎と亜樹子は聞き込みを続けながらジミーを追う。
 サンタちゃん(腹筋善之介)から情報を得ていた翔太郎らは、ストリートの兄貴分という沢田(モロ師岡)を紹介される。沢田は翔太郎らに贈る言葉を色紙に書いて渡すのだが、気分が悪くなるような言葉に翔太郎はイライラを抑えきれない。

 確かジミーを応援している女性ファンがいたけど…。サンタちゃんから情報を聞いた翔太郎と亜樹子は唯一のジミー・ファン、ゆきほのもとへ。
「ジミーを合格させたのはあんたか?」。
 が、ゆきほは言いがかりと逃げていこうとするが、実はゆきほは金を渡してジミーが勝つようドーパントに頼んでいた。そのドーパントこそ、竜が逃がしてしまったライアー・ドーパント。ウソが得意なドーパントらしい。
 そんなライアーに「あと1回」と金を差し出すゆきほだが、ライアードーパントはぜんぜん足りないとゆきほの要望を拒否。一方的に契約破棄を宣言する。
 翔太郎はW(ダブル)に、駆けつけた竜はアクセルにそれぞれ変身。ライアーを追い詰めるが、なんとゆきほが2人の前に立ちはだかる。ライアー・ドーパントがいなくなればジミーが優勝できないから…。
 その一部始終をなんとジミー本人に見られてしまった。
 自分の力で勝ったのではなかったのか?
 ショックを受けたジミーはパニックに陥り、ゆきほは大いにうろたえて…。

 そのころ風都にある井坂内科医院の院長・井坂(檀臣幸)は、突然の来訪者をにこやかに出迎えていた。来訪者は園咲家の冴子(生井亜実)、そして井坂の手にはダブリューのメモリが…。

2010/02/14
第22話 還ってきたT / 死なない男
 トライセラトップス・ドーパントの正体は綾(木下あゆ美)だった。愛する溝口刑事を陥れた2人の悪徳刑事に対する復讐は終わった。アクセルはメモリを返せと綾に迫るが、綾はガイアメモリを街にばらまく組織への復讐がまだ残っているという。強引にメモリを奪い取ろうとするアクセル、それを阻止しようとするW(ダブル)。2人がモメている間に綾は姿を消してしまう。

 悪の組織と戦うと宣言した綾はメモリの邪悪な力に呑み込まれたりしない。綾を信じるという翔太郎(桐山漣)だが、フィリップ(菅田将暉)はそんな翔太郎を「ハーフボイルド」とバッサリ。綾もこれまで同様、危険人物に変わりないという。フィリップに指摘され、不安を抱いた翔太郎は竜(木ノ本嶺浩)より先に綾を見つけ出すと一人で行動を開始する。

 一方、竜も翔太郎に負けじと綾の捜索を開始しようとするが、家族を襲った犯人と称する人間から電話がかかり冷静さを失ってしまう。電話で言われた場所にやってきた竜だが、突然大量の鉄骨が頭上から落下してきて…。

 綾を発見した翔太郎はガイアメモリの危険性を伝えると、自首を勧める。そんな翔太郎の言葉を素直に受け取った綾は、明日の朝まで時間が欲しい、それまでに敵の組織の幹部を暴き、裁きは警察にゆだねるから、と約束する。
 しかし、綾の狙いは復讐ではなかった。冴子(生井亜実)の前に現れた綾はトライセラに変身、力づくで押し倒すと阿久津の後を受けて警察の内通者にしろと迫る。冴子は刃野(なだぎ武)を襲えば、と条件を提示。綾も快諾する。

 翌朝、風都署に綾がやってくるところを見届けた翔太郎と亜樹子(山本ひかる)は、綾が自首したものとひと安心。合流したクイーン(板野由美)、エリザベス(河西智美)とカラオケへ行ってしまう。
 そのころ、フィリップのもとに竜のガジェットが現れた。手に取ってモニターの画像を見ると、竜が襲われた現場が。そして、そこには綾が…。
 翔太郎に電話を入れたものの、カラオケでの大騒ぎで気付かない。フィリップは仕方なく一人で風都署へ。そして、そこには刃野刑事に襲いかかる綾=トライセラが!

 トライセラの攻撃をかわし、ようやく翔太郎と連絡がとれたフィリップはW(ダブル)ファングジョーカーに変身。トライセラの攻撃を受け止めつつ、綾を説得していると、なんと竜がボロボロになって現れた。
「俺は死なない」。
 竜はアクセルに変身。風都タワーを破壊してやる、と巨大化したトライセラに対して、新たな武器ガンナーAを駆使しアクセルガンナーへ。必殺技でトライセラトップス・ドーパントを撃破する。
 綾は変身を解除、トライセラのメモリが粉々になると、薄く笑みを浮かべたまま倒れ込むのだった。

2010/02/07
第21話 還ってきたT / 女には向かないメロディ
 超常犯罪捜査課としてガイアメモリ流通組織へ情報を流す警察の内通者を追う竜(木ノ本嶺浩)と真倉(中川真吾)。そんな2人の前にロス市警帰りの女性刑事・綾(木下あゆ美)が現れた。超常犯罪捜査課の一員として内通者を追うことになるが、綾に一目ぼれの真倉は竜よりもいいところを見せたい、と翔太郎(桐山漣)のもとへ。本来なら警察からの依頼など断る翔太郎だったが、竜の鼻を明かすとなれば話は別。犬猿の仲の2人は“共通の敵”を前に初めて手を組む。

 ウォッチャマン(なすび)から情報を得た翔太郎と真倉、そして亜樹子(山本ひかる)は、悪徳刑事と評判の阿久津(大高洋夫)をマーク。竜と綾もマークしていたが、手柄を焦った真倉が飛び出してしまい阿久津を逃がしてしまう。
 なんとか阿久津を追いつめた竜だったが、そこへトライセラトップス・ドーパントが現れた。トライセラは「久しぶりだな」と声をかけると阿久津に襲いかかる。阿久津もトライセラの声に聞き覚えがあるようだが…。
 W(ダブル)の攻撃をかわし、トライセラも阿久津も逃走。が、阿久津がキャサリンとかかれたキーホルダーを落としていく。

 阿久津はドーパントを見て「溝口」と呼んでいたが、溝口(白井圭太)とは汚職事件で摘発され、その後自殺した刑事。実はその溝口は綾の元相棒。ぬれぎぬを着せられ殺害されたのだという。その犯人の一人が阿久津…!?ということは、溝口は生きていてドーパントとなり、阿久津らに復讐しているということになる。

 フィリップの検索でキャサリンがクルーザーの名前であることがわかった。さっそく翔太郎、竜、綾、そして真倉の4人はそのクルーザーへ。逃げようとした阿久津を捕まえ、溝口殺しなどすべてを認めさせたが、その阿久津を守るかのようにスミロドン・ドーパントが現れた。翔太郎はW(ダブル)に、竜はアクセルに変身するが、スピードのあるスミロドンに大苦戦。それでもなんとかスミロドンに強力な一撃を加え追い払うが、今度は阿久津がクルーザーで逃げ去ってしまう。
「溝口…」。
 しかし、トライセラトップスの正体は溝口ではなかった。
「君なんだろ?……九条刑事」。
 竜の言葉に変身を解除したトライセラトップス。
 現れたのは溝口ではなく、綾だった…!

2010/01/31
第20話 Iが止まらない / 仮面ライダーの流儀
 真紀子(大沢逸美)に襲いかかるアクセルを体を張って止めたW(ダブル)。アクセルの攻撃に変身を解除するが、アクセルの怒りは収まらない。
 傷ついた翔太郎(桐山漣)は、竜(木ノ本嶺浩)とは別行動でドーパントを追うが、それにしてもなぜ竜はあそこまで暴走するのか?「ダブリューのメモリ」と言っていたが…。

 ウォッチャマン(なすび)から情報を得た翔太郎と亜樹子(山本ひかる)は、真紀子と清(渋谷謙人)母子が行くと思われる公園へと急行する。
 が、ひと足早く公園へとやってきたアクセルはまたも真紀子に襲いかかった。なんとか間に合った翔太郎はフィリップ(菅田将暉)の指示を受けファングに変身。ファングはアクセルを抑え込むと、竜が真紀子を狙う理由を「個人的な復讐」と断じる。
「調べたのか…」。
 アクセルは変身を解除、竜はWのガイアメモリを持った人間に家族を殺されたことを告白する。そして、怒りと悲しみに暮れる竜の前に、ある日シュラウドという女性が現れ、アクセルに変身できる能力を与えてくれたのだという。
 それで風都を憎んでいたのか…。
 しかし、Wのガイアメモリを持つ?氷のドーパントの正体は真紀子ではなかった。

 翔太郎らは竜を連れ清のもとへ。そう、氷のドーパントの正体は清だった。
 真紀子は清を庇うためにメモリを手にしてアクセルの前に立っていただけ…。真紀子の制止を振り切り、清は氷のドーパントに変身。翔太郎は息子を取り戻してやると真紀子に誓うと、フィリップとともに氷のドーパントの後を追う。そんな翔太郎を「甘い!」と非難しながらも竜も後に続いて…。

 氷のドーパントの攻撃に手を焼いたW(ダブル)だったが、アクセルがフォロー。必殺技でアイスエイジを撃破する。変身を解除した清にとどめを刺すかと思われたアクセルだったが変身を解除、清に手錠をかけて連行することに。清もようやく反省し、母・真紀子に素直にわびる。
 しかし、清が使っていたメモリはWではなくI、アイスエイジだった。
 ということは、竜の家族を殺した犯人は別人ということになる。

 そのころ、冴子(生井亜実)と若菜(飛鳥凛)は、ミュージアムにとって重要な人物との会談を終えていた。園咲家の人間でさえ、敵に回してはいけないと震撼するその男。手にはWのガイアメモリが…。

2010/01/24
第19話 Iが止まらない / 奴の名はアクセル
 鳴海探偵事務所に警視の照井竜(木ノ本嶺浩)という男がやってきた。奇怪な凍結事件の犯人を見つけたい、という依頼らしいが、翔太郎(桐山漣)が断ろうとすると、前金に目がくらんだ亜樹子(山本ひかる)があっさりOK。翔太郎は仕方なく竜と出かけるが、それにしても何かが気になるとフィリップ(菅田将暉)も首をかしげる。

 まるで冷凍室のようになった事務所の一室には刃野刑事(なだぎ武)と真倉刑事(中川真吾)が先に到着していた。刃野によると、竜は新任の上司。ドーパントの犯罪を扱う超常犯罪捜査課というセクションが立ち上がったらしい。なにやら怒りを露に現場を確認する竜。今度は襲われた芸能プロ社長・池田(ナガセケイ)が入院する病院へと移動する。

 そのころ、園咲家では琉兵衛(寺田農)と冴子(生井亜実)が、若菜(飛鳥凛)に組織の中核で働くよう命じていた。戸惑う若菜だが、さからうことは許されない。今後、若菜もガイアメモリを街にばらまくようになるのか…!?

 池田が再び氷のドーパントに襲われた。異様に重そうなブレードで戦う竜は、翔太郎に「早く仮面ライダーになって戦え」と命令する。なぜ、そんなことを?吹雪を撒き散らすドーパントを前に翔太郎はフィリップとともにW(ダブル)に変身。氷に苦戦しながらもなんとか反撃。それでもドーパントを逃がしてしまう。

 竜は鳴海探偵事務所のガレージへと入ってくると、フィリップに検索をさせる。その結果、フラワーコーディネイターの真紀子(大沢逸美)という女性が容疑者として浮上する。それにしてもフィリップをうまく使い、いずれ仮面ライダーになる男と宣言した竜の正体とは…。

 真紀子の息子・清(渋谷謙人)から真紀子がふうとえんにいることを聞いた翔太郎、竜らはさっそく移動。真紀子を探そうとすると、なぜか竜はどこかへと行ってしまう。その竜は一人、シュラウドという女性と出会うとアタッシュケースに入った何かを渡され…。
 翔太郎と亜樹子は真紀子から話を聞こうとするが、真紀子はまったく取り合おうとはしない。どこかへ逃げたと思いきや、突然ドーパントが現れた。即座にW(ダブル)に変身する翔太郎、フィリップ。強烈な冷気に苦戦していると、ドライバーを手にした竜が現れた。
「変身!」。
 なんと竜は仮面ライダーアクセルに変身。ブレードを手にドーパントを圧倒する。たまらず逃げるドーパントだったが、アクセルは自らをバイクに変形させるとしつこく追跡。ついにドーパントを打ち砕くが、どうやら氷で分身体を作り逃げおおせたらしい。
 それでもドーパントを追うアクセルの前にガイアメモリを持った真紀子が現れた。
「貴様だけは生かしておかん!」。
 真紀子に襲い掛かるアクセル。そこまで敵視する理由とは?

2010/01/17
第18話 さらばNよ / 友は風と共に
 動きが鈍いナスカ・ドーパントを追いつめたW(ダブル)ファングジョーカーだったが、あえて戦いをやめると、ガイアメモリを子供たちの間に流通させないようにしろ、と思いを告げる。風都を愛する霧彦(君沢ユウキ)としても、その思いは同じ。変身を解除した2人はそれぞれの道へと去っていく。

 フィリップ(菅田将暉)の検索でバードのメモリを手にしたのが茜(今野真菜)だったことがわかった。クラブで記録が伸びずに悩んでいたとき、謎の女性が現れ生体コネクタを埋め込まれてしまったという。そしてバード・ドーパントに変身すると、体に力がみなぎるようになり、記録も上昇。友人たちにメモリを見せてしまい、今回のような事態を招いたという。すべて自分のせい、と泣く茜に翔太郎は、ガイアメモリを渡した者への怒りを露にする。

 霧彦は園咲家の屋敷でガイアメモリを生産している秘密の場所を発見した。琉兵衛(寺田農)によると、ガイアメモリを人間の間に流通させ実験をしているという。バードのメモリもその一つ、データのためには子供の使用も当然だという。若い彼らがメモリを使えば死が訪れるのは必至、それだけは許せないと霧彦はナスカに変身するが、自らもナスカのメモリの実験台だったことを知らされる。死を間近にしたナスカは、テラー・ドーパントの攻撃をなんとか逃れるが…。

 無事と思われた茜だったが、バードのメモリに支配されていた心が目覚めてしまった。正気を失い部屋を飛び出すと再びバードに変身し翔太郎に襲いかかる。翔太郎はフィリップとW(ダブル)に変身、が、下手に攻撃しては茜の命が失われるかもしれない。手をこまねいているうちに、パワーアップしたバードの攻撃にさらされ、W(ダブル)は追いつめられる。

 そこへナスカが現れ、体内のバードメモリを正確に撃ち抜けば、茜は助かるという。そのためにナスカはバード・ドーパントを羽交い締めにすると、自らのドライバーと共振させ、W(ダブル)に正確な位置を教える。W(ダブル)はその位置へ一撃!茜の命は救われ、バードのメモリは破壊される。

 風都を守る、という一つの目的を達成し、心を通わせた翔太郎たちと霧彦。しかし、それも一瞬のことだった。霧彦はふうとくんのキーホルダーを翔太郎に託すと、冴子(生井亜実)=タブー・ドーパントから強烈な一撃を受けてしまう。風都に吹く風とともに命を散らせていった霧彦。その表情は最後まで満足げだった。

 新聞で霧彦の死を知り、悲しみを募らせる翔太郎。しかし、そんな彼らの前に、新たな男が現れようとしていた…。

2010/01/10
第17話 さらばNよ / メモリキッズ
 行きつけのバーバー風で風都を愛する男と出会った翔太郎(桐山漣)。が、実はその正体は園咲霧彦(君沢ユウキ)!店を出た2人はW(ダブル)、ナスカ・ドーパントにそれぞれ変身。激しくぶつかり合うが、風のマスター(あご勇)が現れたため一時休戦となる。

 マスターが2日前から帰ってこない娘の茜(今野真菜)を探して欲しいという。プチ家出ではないか、と思いつつも、依頼を引き受けた翔太郎。戻ってフィリップ(菅田将暉)に検索させようとするが、いなくなったファング探しでそれどころではない。仕方なく翔太郎と亜樹子(山本ひかる)はクイーン(板野友美)とエリザベス(河西智美)から情報をゲットして…。

 茜は友人たちととある公園にいた。翔太郎は家に帰れと諭すが、なぜか帰れないと頑なに拒否。そんな翔太郎たちを敵視する友人、統馬(木村遼希)が現れると、なんと手にはガイアメモリが。統馬はメモリを有一(吉原拓弥)へ、有一はバード・ドーパントに変身する。
 なぜ、中学生がガイアメモリを!?
 翔太郎はW(ダブル)に変身、お仕置きとばかりバードを追いつめるが、有一は変身を解除するとメモリを統馬にパス。今度は統馬がバード・ドーパントに変身する。
 一つのガイアメモリを使い回しているのか?
 バードは茜をつかみ、どこかへと逃げ去るが、そんな一部始終を見ていた霧彦も不審を抱く。メモリを使い回しすることなど不可能、それに子供にメモリが出回るとは…。霧彦は冴子(生井亜実)に報告、冴子も調査を約束する。

 有一がメモリを挿入した部分はただれて苦しんだため、病院に運ばれた。茜の友人・弥生(伊倉愛美)も事態に脅え、真実を翔太郎らに告白する。最初にメモリを持ってきたのは統馬。茜以外の3人が使い回し空を飛んでいたが、そのうち統馬がいろいろな場所を襲うようになったという。そして次のターゲットが風麺の屋台だった。

 茜の制止を無視して風麺の屋台を襲うバード・ドーパント。なんとか駆けつけた翔太郎はフィリップの意識を呼び出すと、なんとフィリップは翔太郎の横に。
「僕がピンチになれば、ファングは必ず現れる」。
 その仮説を証明するための行動だったが、その通りファングが現れた。2人はファングジョーカーに変身。圧倒的な力でバード・ドーパントを撃破する。
 バードは変身を解除、統馬に戻るが、なぜかメモリは破壊されない。そして統馬も有一のように腕を抑え、苦しみ始めた。
 W(ダブル)は現れた霧彦に抗議するが、霧彦も今回の事態には胸を痛めている様子。しかし、ファングジョーカーを前にしては話は別。霧彦はナスカに変身、ファングジョーカーに戦いを挑み…。

2010/01/03
第16話 Fの残光 / 相棒をとりもどせ
 冴子(生井亜実)の魔の手からかろうじて逃れたフィリップ(菅田将暉)だったが、翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)を人質にとられてしまった。
 アームズ・ドーパント=倉田(西興一朗)は勝ち誇ったようにフィリップを呼び出す。2人を助けに行きたいフィリップだが、翔太郎が言うように行けば組織に捕まってしまうだろう。いったいどうすれば…。
 そんなフィリップを誘うかのように現れるファングにフィリップは苛立ちをぶつける。

 真倉刑事(中川真吾)の情報で冬美(森下悠里)が逃亡していることがわかった。しかも探偵事務所近くで、その姿が目撃されているとか。フィリップは逃げる冬美と接触、なんとか弱点を見つけようと倉田のことを教えて欲しいと頼み込む。
 しかし、冬美は倉田がガイアメモリの力に呑み込まれていることを認めたうえで、それでも助けに行きたいという。
「相棒だから、私たちは二人で一人だったんだ」。
 冬美の言葉にハッとなったフィリップ。その場を立ち去ると、ファングをしっかりとにらみつけ…。

 天井からつるされた翔太郎、落ちないように必死でロープを握る亜樹子だが、床にはたくさんの剣が。ついにロープを放してしまう亜樹子、もはやこれまでと観念した翔太郎だったが、なんとファングがロープをくわえ翔太郎を助けてしまう。
 すべてを悟ったかのような表情で現れたフィリップに不安を覚える翔太郎。
「地獄の底まで悪魔と相乗りしてくれ」。
 その言葉とともにフィリップは変身、ついにファングジョーカーが姿を現す。
 しかし、フィリップはファングジョーカーの力を制御できず、爆発的なパワーをすべてにぶつけるだけだ。
 アームズ・ドーパントは亜樹子を盾にとるが、その亜樹子に向かってブレードを…。と、翔太郎がなんとか阻止。意識の中でフィリップを救い出すと、二人で力を会わせファングを制御。ついにはアームズ・ドーパントを撃破する。

 冴子=タブー・ドーパントは逃してしまったが、倉田は逮捕。冬美も約束通り自首し、なんとか事件は解決した。
 フィリップはファングという新しい力を得たが、翔太郎は一抹の不安を抱く。
 何かが起こる前兆かも…。

 そんな心配をよそに減量からリバウンドしてしまったフィリップは、ブクブクに太った姿をさらけ出し…。

2009/12/20
第15話 Fの残光 / 強盗ライダー
 銀行に勤務する冬美(森下悠里)が「仮面ライダーを探して欲しい」と鳴海探偵事務所にやってきた。仮面ライダーと思われる仮面の怪人が銀行を襲うところを目撃、告発したいのだという。仮面ライダーが銀行強盗?どうやら偽物が悪事を働いているらしい。
 怒りに燃える翔太郎(桐山漣)は現金輸送車を襲う偽物=アームズ・ドーパントを発見。仮面ライダーW(ダブル)に変身するが、アームズはW(ダブル)の出現を予期していたかのように多彩な武器で翻弄すると逃げ去ってしまう。

 依頼者の冬美が銀行員ではなく、怪盗ツインローズの一人であることがわかった。実は仮面ライダーをかたりアームズ・ドーパントとして暴れているのは相棒の倉田(西興一朗)。冬美は人が変わったように暴れまくる倉田をなんとかしようと翔太郎たちのもとを訪ねたのだった。翔太郎は倉田を捕らえたら2人で自首を、と提案。冬美もその条件を受け入れる。

 フィリップ(菅田将暉)の検索で倉田の居場所がシャーウッドビルであることがわかった。あえて冬美を呼び寄せ、現場へ向かう翔太郎。仮面ライダーをかたる奴が許せない、といつになく熱くなっている。

 冬美と対面したアームズは変身を解除。必死で冬美は倉田を説得するが、すでに倉田の心はドーパントに飲み込まれていた。再びアームズ・ドーパントとなると、翔太郎らもW(ダブル)に変身。しかし、両腕を自在に武装できるアームズにさすがのW(ダブル)も苦戦する。それでもなんとか追いつめたW(ダブル)だったが、冴子(生井亜実)の命令でマスカレイドを呼び出すと亜樹子(山本ひかる)と冬美を人質にとってしまった。
 すべては組織のワナだったのだ。

 W(ダブル)は変身を解除。やがてアームズ・ドーパントはフィリップを捕まえようとする。
「早く逃げろ!」。
 翔太郎の叫びとともに必死で駆け出して行くフィリップ。そのフィリップの前に冴子が現れた。
「さあ、いらっしゃい…来人(らいと)」。
 来人とはいったい…?

2009/12/13
第14話 レディオでQ / 生中継大パニック
 粉々になったクレイドールは無事に再生。怒りをまき散らしながら立ち去っていくが、フィリップ(菅田将暉)はそんなクレイドールにある疑問を抱いていた。まさか、自分の気のせいだろう…。

 ミスター・クエスチョンに悩まされながらもラジオの仕事を続ける若菜(飛鳥凛)。今日も翔太郎(桐山漣)が見守る中、電話がかかってきた。さっそく翔太郎はフィリップに問い合わせると、クエスチョンの「一番好きな景色は?」という質問から、クエスチョンが若菜の身近な人間であると断定。亜樹子(山本ひかる)までが若菜の護衛に、と事務所を飛び出していく。

 そんな中、若菜が一人、鳴海探偵事務所へやってきた。あわてたフィリップはまたも扉越しで会話を。フィリップの前で不仲な姉・冴子(生井亜実)のことを素直に打ち明ける若菜。いつのまにやら2人は心を通わせる。そして、フィリップは若菜の言葉をヒントにミスター・クエスチョンを検索していき…。

 現場では若菜が失踪したと大騒ぎ。代役に若菜の先輩・素子(中丸シオン)が呼ばれるが、ギリギリで若菜が帰ってきた。素子は素直に若菜にマイクを渡し、無事最後の収録も終了。と、そこへミスター・クエスチョンから電話がかかってきた。
 しかし、若菜は動じなかった。
「とぼけたって無駄よ、上尾」。
 なんとクエスチョンの正体は、頼りない若菜のマネージャーの上尾(三好博道)だった。上尾はバイオレンス・ドーパントに変身、若菜をさらって逃げていく。
 翔太郎はフィリップとともに仮面ライダーW(ダブル)に変身。若菜を救出すると、バイオレンスが何者かにそそのかされてガイアメモリを手に入れたことを聞き出す。

 そのころラジオ局に戻った素子は、バイオレンス・ドーパントに襲われた若菜を思い高笑い。実は上尾をそそのかし、ガイアメモリを買わせたのは素子だった。そこへ現れた若菜に仕事を奪われた恨みを吐き出す素子。怒った若菜はクレイドールに変身するが、フィリップの言葉を思い出し変身を解除すると何もせず去っていく。喜ぶ素子だったが、霧彦(君沢ユウキ)が現れて…。

 バイオレンス・ドーパントを撃破するW(ダブル)。しかし、フィリップには一つの疑念が残った。なぜ若菜はガイアメモリの存在を知っていたのか…。
 若菜からの電話で直接質問するフィリップ。思わず言葉に詰まった若菜はガイアメモリは持っていない、とウソつくと、その場にクレイドールのメモリを捨てていく。
 しばらくはこのまま会わずに、と若菜との距離を置いたフィリップ。物思いにふける彼の回りでは翔太郎と亜樹子が大騒ぎを始めて…。

2009/12/06
第13話 レディオでQ / 狙われたプリンセス
 しつこく言い寄る簡易ドーパント、マスカレイドを撃破。その後はいつもの笑顔でラジオに出演する若菜(飛鳥凛)。そんな裏の顔を知る由もない翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)は、若菜の歌にノリノリだ。
 ところが番組中、「ミスター・クエスチョン」という人物から電話が入り状況は一変する。「クエスチョン」は若菜から好きな数字を「7」と聞き出すと、巨大な発電用風車を「7」の形に曲げてしまった。
 ラジオから異変を感じ取った翔太郎はラジオ局へ急行。馴れ馴れしく若菜に接近し、依頼はなくとも自分が…と護衛を申し出るが、「目障り」と邪険にされショックを受ける。

 とはいうものの、ドーパントの仕業には違いない。いまだ若菜を「天使」と信じ込むフィリップに促されたこともあり、若菜の警備に乗り出す。
 翌日、警察とともにラジオ局に入り込んだ翔太郎。番組が始まると、またしても「クエスチョン」から電話が入った。フィリップは翔太郎を通して「クエスチョン」を挑発、「真っ赤な火をつける」という言葉から「クエスチョン」の行動をズバリ読み取り、翔太郎はバイオレンス・ドーパントを発見する。
 翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身、が、想像を絶するバイオレンスのパワーに逃げられてしまう。

 いずれにしても若菜をきっかけに街が破壊された。番組の中止を求める声があがるなど窮地に追い込まれた若菜は直接鳴海探偵事務所にやってくる。フィリップの才能を見抜いた若菜は、思わず扉の陰に隠れてしまうフィリップに事件の捜査を依頼。嵐のように去っていく。

 翌日、若菜の仕事は街中のロケ。翔太郎はロケ隊に同行するが、案の定「クエスチョン」から電話がかかってきた。またもフィリップの推理でバイオレンス・ドーパントの出現場所が判明、翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身しなんとか破壊を食い止める。
 が、やはりバイオレンスのパワーに大苦戦。しかし、突如現れたクレイドール・ドーパントもバイオレンスとの戦いに参加する。
 驚くW(ダブル)にも攻撃をしかけるクレイドール、その手が触った瞬間、フィリップにある思いが…。

 いつの間にやら三つ巴の戦いとなるが、ふとした油断からクレイドールはバイオレンス・ドーパントの攻撃をまともに浴びてしまう。
 完全にバラバラになってしまうクレイドール。若菜は死んでしまったのか…。

2009/11/29
第12話 復讐のV / 怨念獣
 ドーパントの正体は山村康平(橋爪遼)ではなかった!
 唖然とする仮面ライダーW(ダブル)の前にはバイラス・ドーパントが。が、W(ダブル)はバイラスの攻撃をまともに浴びてしまい、逃がしてしまう。変身を解除した翔太郎(桐山漣)は、またも不思議な思いに捕らわれる。
「あのドーパントがまだ泣いている気がするんだ…」。

 翔太郎、フィリップ(菅田将暉)、亜樹子(山本ひかる)の3人は改めて事件を整理。バイラス・ドーパントの正体を探そうとするが、康平の他に復讐の動機があるもの、幸(松岡璃奈子)の婚約者・湯島(坂田鉄平)ではないか、と推理する。
 翔太郎はさっそく湯島を訪ねるが、しかし湯島はバイラス・ドーパントに襲われていた。翔太郎はW(ダブル)に変身、またも逃げられてしまうが、湯島がドーパントではないことは明らかになった。事件はまた振り出しに戻ってしまう。

 バイラス・ドーパントの正体は誰なのか?バイラスのメモリを買い、一番復讐したいと思うのは…。
「それってやっぱ…ひき逃げされた本人だよね」。
 そんな亜樹子の一言にフィリップが反応した。
 翔太郎らは幸の体を調べ、生体コネクタを発見。バイラス・ドーパントが幸本人であることを確認する。つまり怒りや憎しみといった感情が精神そのものをドーパントに変異させていたらしい。
 そんな事実をつかんでいた霧彦(君沢ユウキ)も名誉挽回とばかり、実験を進めようとするが…。

 フィリップは地球の本棚に幸を呼び出し、湯島にまで復讐しようとした理由を聞き出す。実は湯島は結婚詐欺師、その正体を知った幸はガイアメモリを購入したのだが、その矢先車にひき逃げされてしまった。以来、幸は復讐の鬼と化し、バイラス・ドーパントとなって恨みを晴らしてきたのだった。フィリップの説得にも応じない幸はバイラス・ドーパントとなって湯島のもとへ。翔太郎は湯島を守りつつ説得するが、すでに幸の心はドーパントに飲み込まれつつあった。
 翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身、苦い思いを噛みしめつつバイラス・ドーパントにとどめを刺した。

 命拾いし喜ぶ湯島に怒りのパンチをお見舞いする翔太郎。
「お前を殴ったのは俺の拳じゃない、幸さんの心だ」。
 唖然とする湯島に翔太郎は怒りの言葉を投げつけて去っていく。

2009/11/22
第11話 復讐のV / 感染車
 ある夜、鳴海探偵事務所の電話が鳴った。
「命を狙われてるんだ!頼む!助けてくれっ!」。
 男に指定された埠頭へとやってきた翔太郎(桐山漣)だが、その男・青木(辻岡正人)は何者かが運転する黒い車でひき殺されてしまった。が、車は青木の体をすり抜け、青木は顔を紫色に変色させ息絶えた。普通の交通事故とは違う。翔太郎は走り去った車の方角を静かに見送り…。

 刃野刑事(なだぎ武)の情報によると、青木の死因はウィルスの感染だった。車からウィルスに感染した…?謎は深まるばかりだ。

 ウォッチャマン(なすび)の情報から青木は風都のストリートギャングのメンバーだったことが判明。翔太郎は亜樹子(山本ひかる)を連れてギャングのリーダー・黒須(KOJI)から話を聞くが、事故の話になると突如怒り狂い拳銃を突きつけ翔太郎らを追い出してしまう。
 仕方なく黒須の部下を尾行した翔太郎は、彼らが例の黒い車に襲われるところを目撃。車に異様に光るドーパントの影を発見した翔太郎は、フィリップ(菅田将暉)とともに仮面ライダーW(ダブル)に変身する。なんとか一人だけでも助けようとするW(ダブル)だったが、突如現れたナスカ・ドーパントがW(ダブル)に襲い掛かってきた。貴重なサンプル、とドーパントを守ろうとするナスカ。その狙いとは…。

 ドーパントが取りついた車を運転する青年が山村康平(橋爪遼)という人物であることが判明した。1週間前に姉・幸(松岡璃奈子)がひき逃げされ、重体となっていた。その犯人がおそらく黒須の一味、康平は自らドーパントとなって復讐を企てていたらしい。

 翔太郎はなんとか康平を止めようと直談判するが、「あんたに何がわかる!?」とまるで話を聞こうとしない。さらに偶然現場にやってきた幸の婚約者・湯島(坂田鉄平)には犯人扱いされてしまい…。

 亜樹子からの連絡で黒須と黒い車の一騎打ちが始まったという。引っかかるものを感じつつも、罪を犯した黒須を救おうとする翔太郎。フィリップとともにW(ダブル)に変身、ついには車ごと康平を打ち倒す。
 喜ぶ黒須に亜樹子が反省を促す一撃を加え、Wらも肩をなでおろす。
 しかし、康平はガイアメモリを持っていないことが判明した。ということは、康平はドーパントではない。一体、だれが…。
 そして翔太郎たちはバイラス・ドーパントを目撃する。なにがどうなっているのか。混乱する翔太郎たちで…。

2009/11/15
第10話 Sな戦慄 / 名探偵の娘
 仮面ライダーW(ダブル)、ナスカ・ドーパント、スイーツ・ドーパントの三つ巴の戦いにテラー・ドーパントの不可思議な力が襲いかかってきた。途端に危険を察知した3体はそれぞれに脱出。変身を解除した翔太郎(桐山漣)は、これまでに体験したことがない恐怖に体の震えが止まらない。そんな翔太郎にフィリップ(菅田将暉)もまた恐怖を感じつつ、一つの推測を投げ掛ける。
「僕たちは見たのかもしれない、敵の…根源を…」。

 パティシエの麻衣(乙黒えり)がさらわれそうになったことで園咲家の屋敷内にドーパントがいることが確実になった。そんなこともわからず潜入捜査など続ける亜樹子(山本ひかる)に翔太郎の怒りが爆発した。そんな翔太郎に珍しくシュンとなる亜樹子。自分よりも父・荘吉のことをよく知る翔太郎がうらやましかったのかも、と反省する亜樹子に、翔太郎も荘吉が死んだ事実を告げようとするが、いつのまにか消えてしまい…。

 翔太郎から父・荘吉の思い出を聞かされた亜樹子は一念発起。琉兵衛(寺田農)にスイーツタイムに屋敷の使用人も全員参加させて欲しいと依頼する。サプライズを用意しているという亜樹子の言葉に快諾する琉兵衛だが、そばで聞いていた翔太郎は頭を抱える。
「何企んでんだよー!」。

 一方、ドーパントのメモリが「スイーツ」と確信したフィリップは地球の本棚へ。スイーツ・ドーパントが口にした「舌先を駆け巡る極彩色の甘美」という言葉から一人の人物をピックアップすることに成功する。その人物とは…。

 園咲家の屋敷では亜樹子の提案どおり、使用人全員が参加してのスイーツタイムが催されていた。と、そこへ亜樹子が自らを「名探偵」と称して登場。パティシエ連続誘拐事件の犯人を使用人の中から城塚(井上佳子)と名指しする。が、肝心の証拠がない。スイーツタイムも亜樹子の仕組んだ茶番劇に終わるかと思われたが、出された菓子が亜樹子の手によるものとわかった瞬間異変が起きた。
 メイドの佐々木(濱田万葉)が苦しみ始めたのだ。
「喰わせたの?私の黄金の舌先に、あんたなんかのクソ菓子を」。
 なんと佐々木はスイーツ・ドーパントに変身、麻衣と亜樹子を体内に取り込んでしまう。

 翔太郎はW(ダブル)に変身、スイーツ・ドーパントを追おうとするが、ナスカ・ドーパント、タブー・ドーパントに行く手を遮られてしまう。ハードボイルダーを変形させ、ナスカを振り切るW(ダブル)。逃したナスカはタブーの怒りの一撃を浴びてしまう。

 スイーツ・ドーパントのアジトに乗り込んだW(ダブル)は、亜樹子の機転もありパティシエ全員を救出。スイーツ・ドーパントもW(ダブル)の必殺技に倒されてしまう。

 園咲家という怪しげな屋敷、幹部の総攻撃という謎は残ったが、なんとか事件を解決した翔太郎たち。その翔太郎は亜樹子の中に眠っている荘吉の魂を見た思いを噛みしめる。しかし、いつかはビギンズナイトのことを知らせなければ…。翔太郎はケーキで大騒ぎしている亜樹子とフィリップをよそに一人思いにふけっていた。

2009/11/08
第9話 Sな戦慄 / メイド探偵は見た!
 名パティシエばかりが次々と失踪する不可思議な事件が発生した。それぞれの関係者から捜索依頼を受けた翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)は、依頼者の一人でやはりパティシエの麻衣(乙黒えり)から失踪した父に関する資料を受け取る。にしても、警察は何をしているのか。翔太郎は一人刃野(なだぎ武)らに話を聞きに行くが、翔太郎が去った後、亜樹子は麻衣から「原因はあのお屋敷」という言葉を聞き…。

 失踪したパティシエたちがすべて園咲家にゲストとして招かれていたことがわかった。園咲家では甘いものが好きな当主のために一流パティシエを週代わりで自宅に招き、菓子を作らせていたらしい。園咲家…。フィリップ(菅田将暉)は微妙な反応を見せる。

 その園咲家の屋敷に、なんと亜樹子がメイドとして潜入した。無茶をしてメイド長の杉下(川俣しのぶ)にどやされる亜樹子。先輩の佐々木(濱田万葉)によると、園咲家では仕事以外で園咲家の人と接触することも、話すことも、また彼らが話していることも聞いてはならないという。それでは潜入捜査の意味がない。亜樹子はさっさと無視して調査を再開させる。

 亜樹子の無茶な行動に怒った翔太郎が園咲家にやってきた。門をはさんで危険だからやめろと注意する翔太郎だが、亜樹子はまったく聞く耳をもたない。それどころか父のことを何も言わないと逆に責められ、翔太郎は言葉に詰まってしまう。
 手ぶらで帰ってきた翔太郎に、初めて自分たちがW(ダブル)に変身した夜…“ビギンズナイト”のことを亜樹子に説明したら、というフィリップ。あの夜、亜樹子の父・鳴海荘吉は自分のせいで死んでしまった…。そんなこと自分の口から言えるわけがない。翔太郎は激しく動揺する。

 フィリップの検索で次に狙われるのが麻衣であることが判明した。なんとか園咲家の中に入れないか。翔太郎が門からのぞこうとすると、霧彦(君沢ユウキ)に阻止されてしまう。勝手に翔太郎を若菜(飛鳥凛)のストーカーと決めつけた霧彦は、べらべらと自慢話を始めてしまい…。

 麻衣の菓子が琉兵衛に褒められた。それを知ったかのように現れた白い巨大なクリームに麻衣は襲われる。麻衣の危機を悟った翔太郎は霧彦を振りきり園咲家の中へ。W(ダブル)に変身、正体を現したスイーツ・ドーパントと激しく戦う。
 クリームの攻撃に苦戦したW(ダブル)だったが、なんとか突破。改めて攻撃を仕掛けようとすると、霧彦が変身したナスカ・ドーパントに邪魔をされてしまう。
 激しく戦う3体。その騒ぎを知った琉兵衛は不敵に微笑むと、テラー・ドーパントに変身して…。

2009/10/25
第8話 Cを探せ / ダンシングヒーロー
 動きの速いコックローチ・ドーパントにメモリ4本も奪われてしまった仮面ライダーW(ダブル)。変身を解除した翔太郎(桐山漣)はカリスマ高校生ストリートダンサーの弾吾(森崎ウィン)に「お前のせいだ!」と詰め寄るが、弾吾は「あいつとは完全に終わった」と放心状態。

 事務所に連れて行き、改めて事情を聞くと、風花高校に現れる怪しい奴=コックローチを捕まえろ、という依頼を投げ込んだのは弾吾だったことがわかる。パートナーだった千鶴(藤井玲奈)を守るためだったが、なぜ千鶴がターゲットになっていることがわかったのか。実はコックローチ・ドーパントが運営する闇の害虫駆除に千鶴を狙うよう依頼したのも弾吾だった。

 パートナーとして良好な関係を保ち、ヘブンズトルネードの練習も始めていた弾吾と千鶴だったが、突然千鶴はダンスを辞め水泳部に入部。シンクロナイズドスイミングを始めてしまった。千鶴に対し怒り、意気消沈した弾吾は、まさか本当に駆除されるとは思わずに怒りにまかせて闇の害虫駆除のサイトに千鶴の名を書き込んでしまったという。
 なんとも身勝手な話だが、いずれにしてもコックローチからメモリを奪い返さなければ。が、フィリップは弾吾が千鶴と仲直りすれば、ヘブンズトルネードが見られると判断。翔太郎の言葉を無視して2人が仲直りする方法を考え始める。

 仕方なく一人でコックローチ・ドーパントを探し始めた翔太郎は、サンタちゃん(腹筋善之介)からコックローチ・ドーパントの活躍を描いた一冊のマンガ同人誌を入手する。内容があまりに事実と酷似しているため、コックローチ本人が作者ではないか、と噂されている一冊だ。目を通すと、風都タワーの位置などが現実とほぼ同じ。ということは、描かれているアパートがコックローチのアジトである可能性も…。

 一方、フィリップは亜樹子(山本ひかる)とともに、半ば強引に弾吾と千鶴を引き合わせ、リボルギャリーの中に閉じこめてしまう。フィリップによると男女の仲直りの最高のシチュエーションを演出しただけらしいが、逆に2人は車内で大げんかを始めてしまう。

 翔太郎はマンガに出てくるアパートそっくりの建物を発見。コックローチ・ドーパントで闇の害虫駆除のサイトを運営する伊刈(片桐仁)を突き止める。が、伊刈はまずは千鶴を駆除してから、とコックローチに変身。そのまま逃走してしまう。

 奇跡的に仲直りに成功した弾吾と千鶴。フィリップのためにヘブンズトルネードを披露することになるが、その情報がコックローチ・ドーパントにバレてしまった。
 いよいよだ、と目を輝かすフィリップだったが、そこへコックローチが現れ千鶴は足を負傷してしまう。
「せっかく2人の波がつかめそうだったのに…」。
 そんな千鶴の言葉にハッとなったフィリップは、ヘブンズトルネードの鍵は波のリズムだったのか、と地球の本棚で鍵付きの本を開くことに成功する。
 そこへ現れた翔太郎とともにフィリップは仮面ライダーW(ダブル)に変身。W(ダブル)は鮮やかなストリートダンスでコックローチを圧倒、弾吾もその動きに合わせ踊りながらコックローチを攻撃する。そして、なんとW(ダブル)とヘブンズトルネードを披露。最後はルナトリガーにフォームチェンジ、コックローチ・ドーパントを撃破する。

 弾吾と千鶴は再びコンビとして活動を再開。イベントでヘブンズトルネードを披露するとフィリップに招待状を送ってくるが、すでにフィリップの興味は富士山へと変わっていた。招待状を放り捨て富士山について目の色を変えるフィリップに翔太郎もため息をつくしかなく…。

2009/10/18
第7話 Cを探せ / フィリップはそれを我慢できない
「風花高校に怪しい奴が来る。絶対に捕まえてくれ」。
 こんな依頼が報酬とともに石にくくりつけられ鳴海探偵事務所に投げ込まれた。
 無礼なやり方に翔太郎(桐山漣)は怒り心頭。フィリップ(菅田将暉)と依頼人を割り出すべく行動開始…と思いきや、フィリップは閲覧できない本の秘密に取り憑かれ、さっさと出かけてしまった。あわてて亜樹子(山本ひかる)が後を追ったが、組織に襲われなければいいのだが…。

 フィリップはカリスマ高校生ストリートダンサーの弾吾(森崎ウィン)を見つけ出すと、読むことが出来なかった本「ヘブンズトルネード」を見せて欲しいという。しかし、弾吾はもう二度と出来ないとにべもない。一人じゃどうにもならない、と走り去る弾吾を追うフィリップと亜樹子。なんとか弾吾が乗った路線バスに潜り込むが…。

 そのころ翔太郎は風花高校で校長に襲いかかる“怪しい奴”コックローチ・ドーパントと遭遇していた。フィリップを呼び出し仮面ライダーW(ダブル)に変身、素早い動きのコックローチをなんとか追いつめるが、亜樹子から弾吾がバスを降りるという報告を受けフィリップが動揺。コックローチを逃がしてしまう。

 翔太郎は女子高生のクイーン(板野友美)とエリザベス(河西智美)から「闇の害虫駆除」というサイトがあることを聞き出し、校長が同じ名字の女子高生・千鶴(藤井玲奈)と間違って襲われたことを確認する。

 その千鶴、実は弾吾のパートナーだった。今ではシンクロに打ち込み、弾吾とのコンビを解消してしまったようだが、再びコンビを組めば「ヘブンズトルネード」も見ることができる。勢いづくフィリップだったが、突如目の前にスミロドン・ドーパントが現れた。
「僕をさらいに来たのかい?」。
 亜樹子と逃げ回るしかないフィリップ。翔太郎からの声にも応えることができず…。

 コックローチ・ドーパントに千鶴の“駆除”を依頼していたのは弾吾だった。しかし、弾吾は千鶴を守ろうと懸命だ。翔太郎はスミロドンから逃れたフィリップとW(ダブル)に変身、再びコックローチを追いつめる。
 と、そこへもみあう弾吾と千鶴が現れた。思わずフィリップが2人に目を奪われた瞬間、W(ダブル)に隙ができた。
 その隙にW(ダブル)はコックローチにメモリを2本奪われてしまい…。

2009/10/11
第6話 少女…A / 嘘の代償
 風都市市会議員・みやび(川田希)とあすか(大村らら)母娘を襲ったアノマロカリス・ドーパントを倒したW(ダブル)だったが、その正体は鷹村(伊東孝明)ではなく単なる囮だった。危機感を募らせる翔太郎(桐山漣)は、なおも仕事にあすかを連れて行くと言い張るみやびと対立。翔太郎はW(ダブル)を父親だと思い込むあすかに真実を伝えようとするのだが、あすかの一途な思いを知り思わず言葉を呑み込んでしまう。

 囮だったアノマロカリス・ドーパントのガイアメモリが実験品であることがわかった。フィリップ(菅田将暉)によると、売人が実験品などを売ることはないという。ということは、鷹村はガイアメモリ流通の関係者である可能性が高い。
 そのころ鷹村はみやび殺害に失敗したことで、社長の冴子(生井亜実)から厳しく叱責されていた。あわてた鷹村はW(ダブル)対策を霧彦(君沢ユウキ)に依頼。霧彦は喜んで引き受けると、ナスカ・ドーパントへと変身し…。

 ウォッチャマン(なすび)から情報を聞き出した亜樹子(山本ひかる)によると、鷹村の土地から機械音が聞こえることがあるという。どうやら鷹村の土地にメモリに関する特殊な施設があるらしい。だからみやびに土地を売ることを嫌がった…。

 あすかがアノマロカリス・ドーパントにさらわれた。翔太郎とフィリップはW(ダブル)に変身、救出へ向かおうとするがナスカ・ドーパントが行く手を遮る。ナスカの力に苦戦するW(ダブル)だが、時間をかけて戦っている暇はない。翔太郎は強引にトリガーにフォームチェンジ、至近距離から銃弾を撃ち込みその場を去る。おかげでフィリップは変身を解除しても意識が戻らず…。

 亜樹子は残っていた酢をフィリップの口に流し込み、意識を取り戻させると翔太郎に報告。2人はW(ダブル)に変身し、あすかをさらったアノマロカリス・ドーパントのもとへ。ルナトリガーへとフォームチェンジし、あすかを救出する。
 しかし、追いつめられたアノマロカリスも巨大化して反撃。W(ダブル)はハードスプラッシャーを駆使し、みごとアノマロカリス=鷹村を粉砕する。

 結局、最後まであすかの父親役を演じてしまったW(ダブル)。あすかの大切さを改めて知ったみやびも市会議員を引退、第二風都タワーの計画も無期延期となった。

 一方、鳴海探偵事務所ではフィリップが酢にハマっていた。いろいろと検索するフィリップの横で酢を味わってみる翔太郎と亜樹子だったが…!?

2009/10/04
第5話 少女…A / パパは仮面ライダー
 風都市市会議員・みやび(川田希)とあすか(大村らら)母娘の護衛を依頼された翔太郎(桐山漣)。亜樹子(山本ひかる)とともにみやびが推進する第二風都タワーの建設イベントを見守っていると、突然何者かが銃で攻撃してきた。翔太郎はみやびらを庇い、あわてて仮面ライダーW(ダブル)に変身。が、W(ダブル)を見たあすかはW(ダブル)を父親だと思い込み…。

 結局、どこから銃撃してきたかわからず犯人を取り逃がした翔太郎。弾丸をフィリップ(菅田将暉)に預けると、自らはなおもみやび母娘の護衛を続ける。

 第二風都タワー建設まで、あとは土地を買収するだけ。みやびはあすかを連れ地主の鷹村(伊東孝明)と交渉するが、鷹村はみやびの話をまともに聞こうともしない。
 そこへ新たな客・霧彦(君沢ユウキ)がやってきたことでいったんその場を離れるみやび一行。翔太郎と霧彦はすれ違った瞬間、互いに何かを感じる。

 フィリップの調べでみやびの夫・大三郎(長谷川ほまれ)は昨年何者かに殺害されていることがわかった。第二風都タワーは死んだ夫の夢、何がなんでも完成を、というみやび。そのために娘・あすかを利用しようと、父親は生きていると嘘をついてきた。翔太郎にたしなめられるみやびだったが、必要な嘘もあると開き直る。

 みやびらを襲ったドーパントがアノマロカリスであることが判明した。どうやら水中から銃を撃って…、自らの歯を弾として撃ち込んできたらしい。
 そして再び、アノマロカリス・ドーパントがみやびらを襲ってきた。翔太郎はフィリップに声をかけ、仮面ライダーW(ダブル)に変身。アノマロカリス・ドーパントを撃破する。

 が、変身を解除するとアノマロカリス・ドーパントが翔太郎が犯人と予想した鷹村ではなかった。
 いったい、これは…!?
 ぼう然とするW(ダブル)に「パパ」とあすかが駆け寄った。
 が、危ないと思うまもなく、本物のアノマロカリス・ドーパントが攻撃を仕掛けてきた。
 なかなか反撃できないWは…!?

2009/09/27
第4話 Mに手を出すな / ジョーカーで勝負
 フィリップ(菅田将暉)が抱えていた悩みとは家族のことだった…。突然の変調の理由がわかった翔太郎(桐山漣)は、必死で自らの過去を知ろうとするフィリップを慰めるが簡単に立ち直れそうにない。

 ミリオンコロッセオに潜入した亜樹子(山本ひかる)から連絡が入った。バットショットで送られてきた映像を見ると、優子(妹尾友里江)が加賀(我修院達也)との最後のルーレット勝負に敗れ、マネー・ドーパントによって精気を奪われてしまうシーンが。
 そんなマネー・ドーパントにスリッパで殴りかかる亜樹子。逆に締め上げられると、部下が黙っていないとあくまでも強気の発言を。
 そんな様子を見ていたフィリップは携帯電話でマネー・ドーパントにルーレット勝負を持ちかける。賭けるものは6本のガイアメモリ。変身を解除した加賀は喜んでフィリップの挑戦を受け入れる。

 そのころ園咲家では長女・冴子(生井亜実)と霧彦(君沢ユウキ)の結婚式が行われようとしていた。その前に…。霧彦がナスカ・ドーパントのガイアメモリを使いこなせるようになったか試したいという父・琉兵衛(寺田農)。霧彦は次女・若菜(飛鳥凛)が変身したクレイドール・ドーパントの攻撃を難なくさばき、ナスカ・ドーパントに変身。最後の一撃をしっかり受け止めると琉兵衛から婿として認められる。

 悩みを抱えるフィリップに加賀との勝負は危険だ。なんとか悩みを取り除いてやりたいが…。フィリップを立ち直らせたい翔太郎だが、かける言葉すら見つからない。サンタちゃん(腹筋善之介)からいつものようにおもちゃをもらっても何にもならない…。

 翔太郎とフィリップは迎えのバスに乗り込み、ミリオンコロッセオへ。フィリップはガイアメモリ6本、加賀は6つの山になったライフコインを賭けてのルーレット勝負を行うことに。序盤はフィリップが圧倒、次々と数字を当てライフコインを引き寄せて行く。最初は余裕だった加賀も思わぬ連敗に息も絶え絶えに。
「なぜこんな無駄な勝負を?被害者の家族に泣きつかれたか?」。
 何気ない加賀のこの一言で形勢は一変する。フィリップが家族という言葉に反応したのだ。まったく数字が当てられなくなったフィリップはガイアメモリを奪われ、ついには最後の一本に。見かねた翔太郎はサンタちゃんからもらったトランプを偶然手にすると、すべてを賭けてのババヌキ勝負を加賀に提案。受け入れられる。

 ババヌキが得意なはずな翔太郎だが、翔太郎の思考を完全に読み切る勝負師・加賀にはまったく歯が立たない。ついには最後の1枚。翔太郎はエースか、ジョーカーを選ぶところにまで追い込まれる。ここでジョーカーをひいては勝ち目はない。自らの決断に賭けようとするが、フィリップの存在を改めて思い出す。翔太郎はフィリップにサインを送りダブルドライバーを装着。フィリップと意識をつなげると、そのフィリップの意識を利用しみごとエースを引き当てる。

 敗れた加賀はマネー・ドーパントに変身、仮面ライダーW(ダブル)に立ち向かうが、翔太郎と亜樹子を家族同然と認めたフィリップに精神的なもろさは消え去っていた。W(ダブル)はマネー・ドーパントを撃破、ライフコインを回収し持ち主に返すと、優子も元の通り両親が経営する和菓子屋を手伝うようになる。

 風都でも存在を認められつつある仮面ライダーW(ダブル)。若菜の番組でも取り上げられ、大はしゃぎの翔太郎とフィリップで…。

2009/09/20
第3話 Mに手を出すな / 天国への行き方
 亜樹子(山本ひかる)が所長になってから翔太郎(桐山漣)の仕事はペット探しが中心。とてもハードボイルド探偵がする仕事とは思えない。例によって衝突する翔太郎と亜樹子。そんな2人をよそにフィリップ(菅田将暉)は一人、若菜(飛鳥凛)がDJをつとめるラジオ番組に心奪われている…。

 そんな鳴海探偵事務所に和菓子店を経営する和泉夫妻(九太朗・上村依子)から、ミリオンコロッセオに取りつかれた娘・優子(妹尾友里江)を調べて欲しい、という依頼が舞い込む。掛け金0から大金を手に入れることができる“天国のカジノ”ミリオンコロッセオ。実際にその存在は都市伝説の域を出ないが、本当に存在するのだろうか…?

 大金を手に入れ、すっかり人が変わってしまった優子を尾行していた翔太郎と亜樹子だが、チームワークの悪さから優子を見失ってしまう。翔太郎はウォッチャマン(なすび)からの情報でミリオンコロッセオでギャンブルに参加したという村雨から話を聞き出そうとするが、すべてを失ってしまい、そのショックからまるで話にならない。
 そんな村雨の前にコロッセオのオーナー、加賀(我修院達也)が最後の取立てにやってきた。村雨に支払い能力がないことを知った加賀はマネー・ドーパントに変身。コインを使い村雨の命を奪ってしまう。
 悲鳴を聞きつけた翔太郎は仮面ライダーW(ダブル)に変身。しかし、なぜかフィリップの反応が遅かったこともあり、マネー・ドーパントを取り逃がしてしまう。それにしてもフィリップはなぜ反応しなかったのか?本人にはそんな意識はまったくなく…。

 まずはミリオンコロッセオの行き方を突き止めなければ…。翔太郎はラジオの投稿から検索のヒントをゲット。フィリップの検索で路線バスを装った車がこっそりミリオンコロッセオへと人々を導いていることを知る。

 そのコースも明らかになり、翔太郎はハードボイルダーで路線バスもどきの車を尾行。が、なんとコロッセオ行きのそのバスに亜樹子が乗り込んでいた。驚く翔太郎の前に再びマネー・ドーパントが。翔太郎はフィリップとともに仮面ライダーW(ダブル)に変身。しかし、マネー・ドーパントはこれまで集めたライフコインを見せつけ、自分を倒せばコインもすべて砕ける(=ライフコインにされた人間が消滅する)、とうそぶく。
 さすがに手も足も出せなくなったW(ダブル)、そのとき「家族」という言葉に反応したフィリップが苦しみ始めた。マネー・ドーパントを前に取り乱すW(ダブル)。その隙を見逃さないマネー・ドーパントは一気に攻勢に出て…。

 そのころ、亜樹子はミリオンコロッセオへの潜入に成功していた。
「ここが……ミリオンコロッセオ…」。
 思わず呆然となる亜樹子を待受けているものとは…?

2009/09/13
第2話 Wの検索 / 街を泣かせるもの
 真里奈(山内明日)からの依頼で探していた戸川(YOH)が別のドーパントにさらわれた上、殺害されてしまった。どうやらガイアメモリを持った共犯者に口封じとばかりに殺されたらしい。

 真里奈に結果を報告する翔太郎。小学生のころ、風で飛ばされた真里奈の羽根つきの帽子を探してやる、と約束しながら果たすことができなかった。今回もまた真里奈の期待に応えることができなかった…。翔太郎は唇をかむ。

 事件現場を改めて調べていた翔太郎がティーレックス・ドーパントに襲われた。スタッグフォンなどのガジェットでなんとか撃退するが、ドーパントが逃げ去った後には羽をデザインした洋服が…。

 情報屋のウォッチャマン(なすび)の情報で、戸川が黒いスーツに血のにじんだような模様のある白いスカーフを身に付けた男からガイアメモリを買っていたことが判明した。戸川のそばにはもう一人いたらしいが、それが何者なのかは判然としない。

 翔太郎は情報をもとにフィリップ(菅田将暉)に地球(ほし)の本棚で検索させる。キーワードの最後の一つは…女。するとティーレックスのメモリの購入者が真里奈であることが判明した。
 ショックを受ける翔太郎。なんとか説得して昔の真里奈を取り戻させようと言うが、フィリップは大反対。ティーレックスの力に呑まれた真里奈は翔太郎の説得など聞かないという。が、それでも真里奈を助けたいという翔太郎。
 フィリップはそんな翔太郎のツメの甘さを指摘。
「ハードボイルドじゃなくてハーフボイルド。君は煮え切らない半熟卵…」。
 フィリップの言葉に怒った翔太郎はフィリップを殴りつけると、3本のガイアメモリを「おまえの力は借りない…」と叩き付け部屋を出てしまう。

 真里奈を呼び出し、懸命に説得する翔太郎だったが、翔太郎の言葉を無視した真里奈はティーレックス・ドーパントに変身。翔太郎はもとより、刃野(なだぎ武)ら警察関係者にまで襲いかかる。
 手がつけられなくなったティーレックス・ドーパントに翔太郎と亜樹子は逃げ回るだけ。翔太郎の頭上からビルのがれきがふってきたその瞬間、リボルギャリーが突如現れた。フィリップに救われた翔太郎はコンビを復活。仮面ライダーW(ダブル)、サイクロンジョーカーに変身する。

 ヒートジョーカー、ヒートメタルへとフォームチェンジを繰り返しながら巨大化したティーレックス・ドーパントを追いつめるW(ダブル)。戦いに巻き込まれた亜樹子を救い、ドーパントを撃破、真里奈のガイアメモリを破壊する。

 そのころ園咲家では冴子=タブードーパントが花婿である霧彦(君沢ユウキ)を家族に紹介していた。義父のテラーからガイアメモリを受け取る霧彦は自信満々で変身して…。

 報告書を書いていた翔太郎のもとに亜樹子が現れた。なんと自らを所長とする鳴海探偵事務所の新しい看板を手にしている。どうやら翔太郎、フィリップとともに探偵業に乗り出すらしい。
「ハーフボイルドに解決しちゃうわよー」。
 無邪気な亜樹子に翔太郎の悲鳴が重なった。
「ハーフじゃねえよ、ハードボイルドだーっ!」。

2009/09/06
第1話 Wの検索 / 探偵は二人で一人
 風都とハードボイルドをこよなく愛す私立探偵の翔太郎(桐山漣)のもとに亜樹子(山本ひかる)という少女、いや女性がやってきた。
 なんと、いきなり目の前に権利書を突き出し立ち退け、という。聞けば、おやっさんこと翔太郎の探偵師匠・鳴海荘吉の娘だとか。
 おやっさんと言えば…。思わず口ごもってしまう翔太郎。

 そのとき、翔太郎の小学校時代の同級生・真里奈(山内明日)が突然現れた。失踪してしまった恋人の戸川(YOH)を探して欲しいという。

 さっそく行動を開始する翔太郎だったが、無理やりくっついてきた亜樹子に悩まされていると、かつて戸川が勤務していたウインドスケールのビルが陥没する事故に出くわす。
 顔見知りの刑事・刃野(なだぎ武)によると、土台が高熱で溶かされない限りこんな事態にはなり得ないという。
「ドーパント…か…」。
 翔太郎はフィリップ(菅田将暉)に連絡をとり、ドーパントが使用するガイアメモリの正体を検索させようとするが、なんと目の前にマグマドーパントが現れた。なんとかマグマドーパントの攻撃から逃れた翔太郎と亜樹子。が、亜樹子は「故郷へ帰れ」という翔太郎の言葉にイラつき一人どこかへと走り去ってしまう。

 そのころ園咲家では琉兵衛(寺田農)、冴子(生井亜実)、若菜(飛鳥凛)による晩餐会が行われていた。遅刻した妹・若菜を厳しい口調で咎める姉・冴子。若菜はマグマドーパントによる事件が遅刻の原因と反抗するが、琉兵衛によるとそのガイアメモリを売りつける優秀な営業マンがいるとか。その言葉に反応した冴子はタブードーパントに変身、「結婚したい人が見つかったの」と言う…。

 事務所に戻った翔太郎だったが、フィリップは亜樹子の言葉に刺激され「たこ焼き」検索の真っ最中だった。興味を引く言葉を見つけると調べ尽くすまで検索を始めてしまうフィリップ。亜樹子に怒りを露にする翔太郎だったが、後の祭り。街では密かにガイアメモリというものが流通、これを手に入れた者がドーパントという超人に変わってしまうという事件の内容を亜樹子に説明する。

「たこ焼き」の検索を終えたフィリップは地球(ほし)の本棚へ。翔太郎の言われるままに検索、次に戸川=マグマドーパントが現れる場所を指定する。
 そのウインドスケール風谷支店へとやってきた翔太郎だが、戸川から変身したマグマドーパントにいきなり襲われる。
翔太郎はガレージに居残るフィリップとともに仮面ライダーW(ダブル)に変身。途中ルナジョーカーに変身しつつ、マグマドーパントを撃破する。
 それにしても戸川がドーパントだったとは…。真里奈にどう報告すればいいのか、と頭を抱えていたW(ダブル)だったが、いきなり別の強大な力に襲われてしまう。
 危機感を抱いたW(ダブル)はスタッグフォンを操作。リボルギャリーを発進させる。

 何も知らずにガレージで意識のないフィリップを見ていた亜樹子は、いつのまにかリボルギャリーの中へ。訳もわからず恐れおののく亜樹子を乗せたリボルギャリーは翔太郎のもとへと向かい…。